必要充分の家
ふと立ち止まり、
「家」を建てる意味を
一から描き変えました。
土地とご縁が繋がらず、建築予定地は2回変わりました。
世界情勢が変わり、新築を中止しようとしたこともありました。
それでも、自分で調べたり考えたり、家族会議をすること2年6ヶ月で70時間あまり。ひたすら「欲しい」と向き合いました。
エクリュさんとのやりとりは、LINEで約5万文字。会っての打ち合わせも、のべ20時間を超えることに。
問答を繰り返していたら、わたしたちの「必要」が家という形になりました。
誰にとっても十分でなくとも、わたしたちにはこれが「充分」です。(オーナー様談)
所在地
越前市芝原1丁目
用途
住宅
構造・工法
木造軸組工法 2階建て
延べ床面積
102.67㎡(31.06坪)
家族人数
4人
竣工日
2021年5月31日
打合せ期間
2018年10月~2020年11月(25ヶ月)
契約工期
2020年11月~2021年5月(6ヶ月)
備考
眺望
オリジナルTVボード
壁面収納
ウッドデッキ
ガラス手すり
ニッチ
思い出収納
ファミリークローゼット
ガス温水床暖房
乾太くん
ライトコントロールシステム
庭(古材石敷)
ファサードを印象付ける木の板が突き刺さったような軒は、入り口への動線を明確にしています。また、風景を取り込む暮らしがテーマである事もファサードから読み取れる形状にしました。
リビングルームの左右両側には、ウッドデッキがあり広がりを演出しています。右側のウッドデッキは、床の高さはもちろん天井と軒裏の高さも合わす事で同一空間との錯覚を誘います。また間接照明で落ち着きも演出します。
ダイニングは、お子さまが勉強する場所にもなり、灯りを電球色から昼白色に変化させる事が出来ます。また、壁は全て収納になっており、書籍やプリンターなど色んな物をスッキリ収納出来ます。
セラミック天板のキッチンは、奥様が何度も吟味されご選択されました。パントリーが併設され収納も豊富。お気に入りの北欧の小物を飾る棚も設けました。
ウッドデッキにある床付け照明器具(船舶照明)は、夜、白い手すり壁に反射させ、リビング・ダイニングの灯りにする為、クリア球を選択。デッキチェアとの相性も抜群です。