よくされる質問に
打合せの時に良く質問をいただく事に「ALL電化が良いですか?リスク分散した方が良いですか?」という事があります。
あなたはどの様に考えますか?
この質問の答えを知っている人は誰でしょう?
環境大臣でしょうか?
東京大学 エネルギー工学連携研究センター(CEE)でしょうか?
アル・ゴア氏でしょうか?
どんな有識者も未来を見通す事は困難です。
知識は確率を高めるモノであって、未来を知るモノでは無いからです。
もし知識で未来を知る事が出来たなら、競馬きっと成り立たなくなるでしょう。
未来が不確定さに面白みがあるからです。
話を戻して、そう言った事を考えると、エネルギーの未来を見通せる人とは有識者では無く、予言者だったりするのかも知れません。
でもその予言者が本物かどうかが分かる眼を有さないとしたら、エネルギーの未来はどうやって図れば良いのでしょう?
(予言者を見極める眼を持っていれば、もはや予言者)
卑弥呼の様な方に、助言してもらう。
如何でしょうか?
どんな事でもそうですが、後悔が少ない結果に導く為には、自己責任をどの様に考えるかがポイントです。
ゴアであれ
卑弥呼であれ
誰に助言を求めようと、決めるのは自分。
決めた事で起こる全ての事は、誰のせいにしても自分が負う。
逆に言うと誰かのせいにしても仕方のない事です。
だったら「自分で判断が出来る材料を集めよう!」
このお手伝いをさせていただく住まいづくりが、エクリュが心がけてきた「住まいづくりのあり方」です。
(競馬はしないので、間違った表現になるかも知れませんが)
競馬で例えると、エクリュは予想屋ではありません。
エクリュがしているのは判断材料となり得る情報の提供です。
コースの状況がどうであるとか
馬の状況がどうであるとか
オーディエンスがどう予想しているとか
有識者の方々はこう言ってるとか
その方が判断するのに必要な材料を集め、まとめて分かりやすくお伝えする事です。
大事なポイントは、どこまでいっても自分の判断・自分の責任であると言う事。
だから、自主自立です。
エネルギーに関しても、電気の動向や油の動向、ガスの動向を判断するのも方法ですが、エネルギーに関してはもう一つ方法があります。
それはエネルギーの自主自立。
つまり自給自足です。
この方法も唯一の方法ではありません。
イニシャルやランニングなどのコストもあります。
全てが予測出来ている訳でもありません。
どんな問題に直面するかも分かりません。
予測出来る問題は回避するに越した事はありません。
でも、どんな判断も問題を恐れるだけではダメです。
問題に立ち向かい解決していく事も大事な事でしょう。
よくされる質問
ALL電化か?リスク分散か?エネルギーをどう考えるか?
あなたならどう考えますか?
もしかすると、先ずは使うエネルギーを抑える工夫をするところから考えるのが重要かも知れませんね!
絵が上手い人
「絵が上手い人」とは、どんな人を意味しますか?
デッサン力が高い人の事でしょうか?
それとも、表現力のある人の事でしょうか?
表現力のある人を意味した場合、それは受け手側の能力に左右される部分が更に大きくなります。
受信力が低くかったり知識が乏しい人、または感覚の鈍い人が絵を見た場合、浅く分かりやすいディフォルメの効いた、あるいはフェイクじみた表現の方が伝わりやすかったりするかも知れません。
一方、知識が豊富だったり感覚が鋭く、受信力の高い人にはディフォルメやフェイクはもしかしたら不要で、突き詰められた精神性だったり、意識の高さが必要になります。
だけど、目に映りにくいそう言ったモノは、幾ら表現力を高めても観る側の力量によって左右されてしまい、分かる人には分かる分かりにくいモノになってしまうとも言えるのかも知れません。
そこで評論家の様な知識が豊富だったり感覚の鋭い方が、解説や評価をする事が必要なのだろうと思うのです。
表現者からすれば、野暮な事かも知れませんが・・・
そうなると、「絵が上手い人」とは、専門家から評価されている人という事になるのでしょうか?
確かにそういう一面もあります。
しかし、それだけでも無いと感じます。
いったい、「絵が上手い人」とは、どんな人を指し示すのでしょうか?
もし目が効かない場合(絵に対しての知識が乏しい場合)、どうやって良い絵を手に出来るでしょうか?
床暖房は心地良い
花・空気
14
おかげさまで
本日は弊社の創立記念日です。
弊社は、2005年の今日、5月17日にうまれました。
14歳と聞くとまだ中学生。
かなり若い会社ですね!
会社をスタートした頃。
とても疑問に思っている事がありました。
それはお住まいづくりにおいても同様に感じ、「弊社が気付かせなければ!」との使命感の様な想いで会社をスタートしました。
その疑問に思っている事とは、3つあります。
(語弊がありますが、創業当時の言葉のまま表現させていただきますと・・・)
① 本来の「ニーズ」は図れていない
② 本来の「選択」が存在しない
③ 故に「デザイン」では無い
もちろん、今もその想いから、更にその使命を果たす事が出来る様に各プロセスを深めていっています。
ただ、創業当時と違うポイントは、エクリュが考えている事が全てでは無く、絶対的価値では無い。むしろ価値のひとつに過ぎないと感じている事です。
大人になりました(笑)
しかし、最近思う事は、創業当時の様に「絶対的価値だ!」と考えていないので、伝え方に語弊が少ない分、勢いも少なく解りにくくなったと感じます。
ただでさえ3つのポイントをお聞きいただいても「どう言う事?!」と解り難いのに、ディフォルメもされない言葉で更に解りにくくなっていないか?
そんな風にも思います(笑)
でも考えると、まだ満14歳。
まだまだ若輩者です。
今後も皆さまのご協力のもと、創業時に抱いていた疑問を解消する使命を、コツコツと進めて、またより解りやすくご理解いただけるよう精進して参ります。
さあ!エクリュ15期がスタートします。
お施主様の価値観をシッカリとお住まいに落とし込むエクリュのコンセプトがより深まり広がる様、今期も精進して参ります。
今後とも株式会社エクリュをよろしくお願い申し上げます。
EVIL’S Twelve TOMOTAKA Hiroyuki
2019年6月1日(土)11:00から
弊社の2階(エクリュ・ギャラリー・スペース)にて
絵画展を開催させていただく事になりました。
弊社の2階では、皆さまの暮らしを高めるご提案を行っております。
今回、その第二段。
皆さまのおかげを持ちまして
「EVIL’S Twelve TOMOTAKA Hiroyuki」
を開催させていただく運びになりました。
スタッフ一同、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
実際のところは、レセプション(6/2)やトークショー(6/29)などで友高氏からお聞きいただければ幸いかと思いますが、館長である僕から友高氏の作品への印象について少しだけ書かせていただきます。
いつお会いしても優しく親しみやすい笑顔の友高氏。
人を引き付けるその印象からはある意味、真逆にも思える、一見取っ付き難い作品。
しかし良く観ると哲学的な深みの中に、チョットやんちゃで親しみやすい、まさに友高氏が観えてきます。
以前、スタジオジブリが映画のコピーを決めるにあたり、先ずアイデアを出し切る作業をし、出し切った後に出てくる言葉を採用すると聞いた事があります。
ブレインストーミングとは少し違いますが、どんどんアイデアを出し、そして出し切るまで待つそうです。
ある友人の話です。
その友人は池で溺れた経験があり、その時のお話です。
泳ぎが不得意ではないはずが、服を着ているせいか這い上がろうともがけばもがくほど、池の底に引き込まれていったそうです。
「もうダメかも知れない・・・」
そう思った瞬間、身体から力が抜け、そうすると自然に水面に身体が浮き上がった。
無事助かった彼から、そんな話を聞きました。
もしかすると、スタジオジブリがしている事も、これとよく似ているのかも?
僕はそんな風に思えました。
人は力が入っている間は、あまり正しくない(?)
「正しい」という言葉が正確ではないですが、その人らしくないと言うか・・・
「人を含め、あらゆる生物は、生まれながらに自分自身で自分自身として生きていける能力を備えている」
日頃から僕はそう考えています。
力が抜けて、自分らしさに近付けた時。
それに勝モノはどこにも存在しない。
なぜなら、自分は唯一無二の存在だから。
これは僕の理論ですが、友高氏が同じような作品の作成プロセスをとられている事に、とても興味がわきました。
友高氏は、絵を描く前にたくさんのスタディを描かれます。
ただ、それはスタディでは無いそうです。
自分の意識に上がってくるものを出し切る作業であって、一般に言うスタディとは違うそうです。
「意識を出し切った先の無意識のエリアにjah(神)が宿る」
本当のところは、友高氏に直接お聞きいただければと思います。
あくまでも僕の印象です。
ご参考まで!
さて、令和1年6月1日(土)11時から、「EVIL’S Twelve TOMOTAKA Hiroyuki」が開催されます。
多くの方々に足をお運びいただけましたら幸いです。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
EVIL’S Twelve TOMOTAKA Hiroyuki
2019/6/1 sat ~ 2019/7/28 sun
11:00-17:00
(定休日:水曜日)
Reception
2019/6/2 sun 17:00~
Talk Show (JYOUMON Yuki × TOMOTAKA Hiroyuki)
2019/6/29 sat 18:00~
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株式会社エクリュ Ecru Societe
〒918-8002 福井市左内町9-17
https://goo.gl/maps/XNHPBD7iK4vwY4zG6
☏ 0776-36-9001
é-mail info@ecru-arc.co.jp
お車をご利用の方
https://goo.gl/hxRQcQ
駐車場は①②⑤⑥をお使いください
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水屋
ミニマル・デザイン
先日、ミニマルなファサードのイメージを増幅させようと思って、「ミニマル ファサード」とGoogleにて画像検索してみました。
ミニマル(英: minimal)とは、最小限度という意味です。
デザインの方向性を表す言葉としても用いられ、ミニマル・デザインやミニマリズムなどとも言います。
Googleで「ミニマル ファサード」にて画像検索したところ、「これってシンプルだけど、ミニマル?」って写真も出てきました。
因みに弊社の施主様のお住まいも出てきて、チョット嬉しかったです(笑)。
ミニマルなので、装飾性を排したミニマリズム建築を期待したのですが、論理的に生まれた形状ではなく、見た目に美しくシンプルな形状をした建物などが目立ちました。
もしかしたら、僕が形状の意味をうまく読み取れなかったのかも知れないので、それがミニマルでないとは言い切れませんが、人によって言葉の使い方が違う可能性は否めませんでした。
言葉は言葉でしかなく、本質は言葉だけでは表現しきれません。
むしろ、本質は言葉のような論理的なエリアに存在するのではなく、もっと感覚的なエリアに帰属しているとも感じます。
大切なことは本質を如何に近い状況で共有できるか?にポイントがあります。
それはさておき・・・
グーグルにて「ミニマル ファサード」と画像検索していただき、ずーっと見ていくと、弊社のお施主様のお住まいが幾つか出て参ります。
お時間あれば、探してみてください!(笑)