内覧会広告
これは凝縮の家の内覧会のご案内です。
このなんちゃってパースはわたしが描いたものです。
「適当に書いたものだから、こんなの広告にするのは嫌だ!!」
としきりに抵抗したんですが、
「適当が良いんです!!」
と広告デザイナーに押し切られてしまいました・・・。
パースの出来はさておき、広告の出来はいい感じ!(笑)
これは凝縮の家の内覧会のご案内です。
このなんちゃってパースはわたしが描いたものです。
「適当に書いたものだから、こんなの広告にするのは嫌だ!!」
としきりに抵抗したんですが、
「適当が良いんです!!」
と広告デザイナーに押し切られてしまいました・・・。
パースの出来はさておき、広告の出来はいい感じ!(笑)
今日、お施主様からメールをいただきました。
いつも思うのですが・・・
お施主様の文章、行間から、とてもお気を使っていただいてると感じ、ありがたく思います。
本当にありがとうございます。
嬉しいですが、もしかして言いたいことが全て仰られていないのでは?って想像すると、もっと自由に言葉を選ばなくてもいい環境をつくらないと!とも思います(笑)。
でも、本当にいつもありがとうございます。
さて、今回のメールの内容ですが、家相に関することでした。
「鬼門のことはクリアしているのでしょうか?」とのことをやわらかく表現していただきました(笑)。
最初は家相を検討していても、何を優先するか?で家相が後回しになることは少なくありません。
でも、もし、ご家族(ご両親・ご親戚を含めて)で気になさる方がおられるのでしたら、優先順位をあげられることも大切なことだと思います。
次ぎのプランからは、一般的な家相を意識したプランでご提案いたします。
但し、もし家相を見ていただく先生などお知り合いにおられるか、また、書籍などでコレを見て検討して欲しいなど具体的なご要望がある場合は言ってください。
実は、色々な解釈などがあり、本を2冊買ってしまったりすると、矛盾していたりすることもありますので・・・。
今回は鬼門に排水口が入らないプランを検討させていただきます。
今回は以前お願いしていた収納物や家具などの寸法や写真を纏めてきていただきました。
それにより、平面図上に何をどこに収納するのか?
また、今お持ちの家具などを落とし込みました。
例えば・・・
ベッド(TRUCK) 1500×2080
チェスト(TRUCK) 450×850×900 2つ
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本1000冊
CD200枚
DVD300枚
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靴70足(うちブーツ7足)
バッグ10個
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細かいところまで色々だしていただきました。
ありがとうございました。
いただいた資料を基に、どんな形状の収納がどれぐらいいるのかを検討いたします。
最初にお施主様とお会いしたのは『しぜん体の家』です。
その内覧会中、『包容の家』のオーナー様も育みの家に来られておられました。
実はお施主様。 『包容の家』のオーナー様(当時はまだ打合せなどしていませんでした)と高校の時からのご友人。
育みの家でいえづくりの情報交換をされていました。
お施主様とはこの時が最初の出会いでした。
実は『包容の家』のオーナー様は先におうちが建ちましたが、エクリュと先に打合せをさせていただいていたのは穏景の家のお施主様でした。
当時は『包容の家』のオーナー様は他社さんと打合せをされており、コミュニケーションに行き詰っておられた時に穏景の家のお施主様へ相談されたら 「それならエクリュに相談に行けばいいよ!」 と言っていただき『包容の家』はエクリュで建てることになったというエピソードも付け加えておきます。
穏景の家のお施主様も、最初からエクリュに絶対的な信頼を向けていただいた方のおひとりです。
▲ しぜん体の家
▲ 包容の家
「育みの家」の先行内覧会へお越しいただきました。
弊社で建てさせていただいた建物を実際に見ていただくのはこの時が最初だったと思います。
「育みの家」は、後にトステムさんのコンペでTH大賞地域最優秀賞を受賞したお家でもあり、内覧会会場は多くの方が足をお運びいただき、(仮)森田の家のお施主様へのご案内も充分にさせていただけなかったのではないかと思います。
大変申し訳なかったのですが、この日、色々なことをお聞かせいただきました。
土地を春江や福井市北部で探されていること、入居希望日や建物のイメージなどもお聞かせいただきました。
入居希望日は2010年の8月頃ということでした。
3年弱スパンでのご計画は、本当に素晴らしいと思いました。
弊社でお家を建てられる方は1~2年以上検討されて建てられるといったお話もさせていただきました。
「壁の一面だけが他の壁と違った色にするおうちとかあるじゃないですか?」
「そういうの今、流行ってるんですよね。 どこのおうちを見てもお風呂とかどこかしらにそんなのを見るんです。」
「流行っているからで、選びたくないんです。」
そうお施主様が仰いました。
その時、すごく嬉しく思いました(笑)。
多くの方はカタチしか見ないので、そこに込められた意味まで知らずに通り過ぎて行ってしまわれます。
もちろん、意味ありきで出来たカタチだけが意味を持つのではなく、カタチありきの中にも潜在化した意味が必ずあります。
ただ、お施主様からそう仰られたのには、すごく嬉しい気持ちが湧いてきました。
全くその通りで、カタチは得たい結果を探した結果の結晶みたいなもので、流行などで決めるものではないとわたしも思います。
そう、嬉しく思ったのは、わたしの気持ちがお施主様も言葉に共鳴したからですね。
デザインは共感だと思います。
この瞬間、方向性を決める上で最も大きなことのひとつである部分に、強い共感が生まれました。
帰ってきたら先ずはウォーク・イン・クロゼットで部屋着に着替えるので、玄関の近くにウォーク・イン・クロゼットが欲しいとのことでした。
写真は SEX AND THE CITY に出てくるウォーク・イン・クロゼットです。
打合せの中で話に出てきました。
ウォーク・イン・クロゼットの配置は、着替えの動線も考慮に入れる必要性はありますが、
(出して)着る ⇒ 脱ぐ ⇒ 洗う ⇒ 干す ⇒ たたむ ⇒ 収納する ⇒ 着る
のサイクルの中での動線も重要であることをお伝えし、その動線がリビングなどを横切ってしまうと生活観がリビングなどに出てしまうというお話しをしました。
また、試着室的なイメージをされていました。
ウォーク・イン・クロゼット内には大きな姿見の鏡があり、バルセロナチェアーのオットマンが置かれていて服を合わせるイメージが、お施主様の中にありました。
エクリュの打合せに用いている手法にイメージマップがあります。
イメージマップとは、読んでそのまま、イメージの地図です。
例えば、「シンプルな感じがいい」とお客様が仰るとします。
でも、シンプルの認識は人それぞれで、どんな雰囲気がお客様のシンプルなのか?
そんな風に共通の言葉を作っていくためにイメージマップはかなり役に立ちます。
上の写真はキャメロンディアスが出ていた「ホリディ」で出てくるキャメロンの家です。
お施主様が「家のカタチはちゃんと覚えてないんだけど、なんか恋人を追い出しテラスからモノを捨てるシーンとか、エントランスから階段であがるシーンとかが印象的だった」と仰っていたので、載せました。
イメージマップは先ず、雑誌などから気に入った雰囲気の写真をピックアップするところから始まります。
毎回、どのお客様にもしていただくのですが、今回は驚きました。
と言うのも、どの写真のお部屋も光の入り方から言って窓の位置が北側にあるお部屋だったんです。
絶対この光の感じを再現しなきゃ!
緊張が走りました。
今回の敷地は南西の角地です。
でも、迷わずリビングは北側の窓にしようと決めました。
西谷のType-Bの印象を伺い、建物ご要望を伺いました。
また、土地探しのお話も伺いました。
ずっと景色のいいところを探され、森の中にでも家を建てようかと思われたそうです。
色々探され、九頭竜川が見えるような、そんな土地を探していると今回の土地と出会われました。
その土地は九頭竜川が見えるというわけには行きませんでしたが、仕事場やご実家など色んなことを加味されてこの土地が良いのでは?と言うお話になったそうです。
ただ、最後の一押し、ココの土地でいいと確信できない理由に造成のことがありました。
現状の土地は畑で、道路から地面の高さが下になっています。
それを道路から上にするには、造成費でどれぐらいかかるのか?
また、造成費をかけてしまうと、周辺の住宅地の方が安価に納まるのではないだろうか?
そう考えておられました。
そこで最初に行ったのは造成計画とその費用を出すことから始めました。
今回の打合せはキッチンや洗濯などの家事動線のお話をしました。
料理の先生でもある施主様。
キッチンには深い拘りをお持ちで、キッチンの収納などのレイアウトは、以前、何通りもご自分で絵に描いてきていただきました。
今回はパントリーのレイアウトなどをお話させていただきました。
また、洗濯などの動線などについてもお話しました。
最初からちゃんと計画されているので、今回は大丈夫ですが、洗濯家事動線がリビングなどを横切ってしまうと、大抵、リビングに洗濯物が散らばる結果になってしまいます。
テレビを見ながら洗濯物をたたんで、ソファーに置く・・・みたいなことになってしまいます。
最初からそうならないプランでご提案していますが、今回はその再確認を行いました。
着る ⇒ 脱ぐ ⇒ 洗う ⇒ 干す ⇒ たたむ ⇒ 仕舞う ⇒ 着る
このサイクルをどのように行うのか?を図面で確認させていただきました。