オーナー様によるご利用を心よりお待ちしています。
2020年10月7日 / Ecru gallery 凝縮の家 社屋
所在地:
福井市下江尻町用途:
住宅構造・工法:
木造2階建GL立平葺き延べ床面積:
112.13㎡(33.92坪)家族人数:
4人打合せ期間:
2005年9月~2006年5月(9ヶ月)契約工期:
2006年5月~2006年10月(6ヶ月)備考:
外壁:本漆喰外壁は本漆喰仕上げ。ドア板にはスギを、押し棒には鋳物を。シンプルですが本物だけが出せる美しさがそこにあります。
傍らの家族と過ごす寛ぎの時間。必要以上の広さがないことも、ちょうど良い広さの条件かもしれません。
眼鏡のデザイナーである旦那様のワークスペースとして、机の幅や長さから窓の高さまで集中力を高めるスペックが揃います。
欲する働きとデザインをそこに。ミニマルなキッチンは、使ってわかる満足感でしっかりと要求に応えてくれます。
凝縮の家洗面台はエクリュオリジナルです。シンプルかつスクエアな表情がシャープな雰囲気を作り出します。ちなみに、お風呂は深澤直人氏によるデザイン。
2020.10.07
2020.09.29
2019.11.06
2018.04.23
2017.12.15
2016.08.11
2016.08.11
2016.06.27
2014.12.05
2014.06.27
2014.06.27
2014.05.23
2014.05.18
2014.05.17
2012.01.14
2009.12.01
2009.11.04
2009.11.03
2009.11.02
2009.11.01
2008.04.15
2005.09.25
2005.03.13
2020年10月7日 / Ecru gallery 凝縮の家 社屋
2020年9月29日 / Ecru gallery 凝縮の家 安穏の家 社屋
今日は、凝縮の家のオーナー様が、オーナーズ・サロンへお越しになられました。
オーナーズ・サロンとは・・・
弊社は、カフェを併設しています。
オーナー様(お施主様)専用のカフェです。
図書館も併設されており、暮らし始めてから、更に暮らしを高める為の情報をご自身で得ていただく事も可能ですし、ご相談いただく事もOKです。
今なら、ハウスナリーさんのウェブサイトを通してご予約いただくと、クオカードがもれなく当たるそうです。
凝縮の家のオーナー様。
前回、お越しいただいた時は、メガネの撮影を弊社にてされるとの事で2018年4月に来られました。
仕上がりを見た事が無かったので、今日、見せていただきました。
http://gladeli.com/
「イシサカゴロウ展」を開催中の会場で、凝縮の家のオーナー様が、メガネのウェブサイトの為の撮影をされました。
凝縮の家のオーナー様は、メガネのデザイナーさんです。
こんな感じでオーナー様がご利用いただけるのは、とても嬉しい事です。
何か、アイデアがあれば、ドンドンお寄せいただけると幸いです。
また、撮影中でちょっとバタバタして申し訳ありませんでしたが、弊社の建物などをずっと気にしていただいていた方もお越しいただきました。
とても楽しいお話が出来、今もワクワクしています。
一緒に色々な事が出来、このスペース(エクリュ2Fギャラリー)から何かが生まれていく感覚がとても楽しかったです。
弊社を気に留めていただける方々、地域の皆さまと楽しい事が出来るのも、とても楽しい事。
良かったらご相談いただけると嬉しいです!
最後に、いや、最初に。
弊社の協力会社さんの社長様と取締役の方に、ギャラリーへお越しいただきました。
お仕事のお話はもちろん、趣味のお話などもさせていただき、こちらもとても楽しいお時間をいただきました。
人が集まると、とても楽しい事が起こり出す。
そんな風に感じる今日この頃です。
2017年12月15日 / 凝縮の家
狭小地の場合の多くは、左右両方の隣地の建物が迫って来て、接道面しか建物の外観が見えないって事も少なくありません。
ファサード(正面外観)をカッコよくしたいと思うけどみせる面が少なくて単調になりがちではないか?と不安に思われる方もおられるかも知れません。
そこで幾つかの例をご紹介します。
ポイント03
ファサード
先ず最初は「凝縮の家」です。
凝縮の家は環境を受け入れ事で上質を得たお住まい。
それはファサードにも表れています。
ファサードが単調になりがちなら、一層の事、シンプルにしよう!
そう考えたのが「凝縮の家」です。
次は、「単調だから、ちょっとした変化もインパクトを持つ」といった例。
「新流の家」のファサードです。
新流の家のファサードは逆バンクになっています。
駐車場の確保をしながら、2階を少しでも広く取った結果でもありますが、ファサードの表面積が少ない分、表現力が少なく単調になりがちですが、だからこそ、少しの変化が大きな影響力を持ちます。
逆バンクの外壁は、強い個性を感じさせています。
間口が狭く奥行きが長い敷地の特性から、ファサードに奥行きをもたせた2つの例です。
ひとつ目は「光拡の家」です。
内部空間もファサードとして見せ、奥行きを出して個性的なファサードにしています。
2つ目は「賢分の家」です。
賢分の家は積み木の様な立体の組み合わせ(立体感)を強調させるデザインになっていて、その立体の面で奥行きを表現しています。
ツートーンカラーになっているのは、その立体感と奥行感を印象付ける為でもあります。
この様にファサードも工夫次第でどうにでもなろうかと思います。
かえって、みせる面が少ない事で整えやすいとも思えます。
狭小地や旗竿の敷地などの様に敷地形状が不利に働き、実際に建物が建つ敷地か否かでお考えの方。
それはむしろ逆かも知れませんよ?
その敷地形状の特殊さ故の建物の面白さがカタチになる可能性もあります。
また以前は、土地は劣化せず価値を継続させるとお考えの方も多く、土地に費用をかける傾向もありましたが、昨今(住み続けるのだから自分に影響が大きい)住環境にこだわる考えの方が増えた様に感じます。
そこで、あえて北向きや旗竿、狭小地などといった、土地の坪単価や土地代金を抑えられる敷地を購入し、建物の面白さや仕様、性能など、つまり住環境の向上に費用を向けられる賢い選択をされる方も増えていると感じます。
プランニングが面白くなる北向きや旗竿、狭小地でご検討されている方。
一度プロの方にご相談されるのも良いかも知れませんよ?(笑)。
今日から弊社は夏期休業をいただいています。
中々お休みなど時間がとれる事が減ってしまい、色々な情報をお伝えするのが減ってしまっていると少し反省。
そこで、お休みの時間を利用して、お住まいを検討されている方にお役立ていただける情報をお伝え出来ればと考えています。
先ずは狭小地にお住まいをご計画されている方へのご提案。
狭小地とは、敷地面積が抑えられた敷地の事を言います。
「草引きなど敷地の管理が楽」や「購入費や固定資産税などコストも抑えられる」などと言った大きなメリットもありますが、「部屋数や広さ、駐車場などが取りにくい」や「明るさの確保が困難」「建物の外観が単調になりやすい」など難しい面も実際にあります。
しかしそんな環境を逆手に取ってうまく利用したり、工夫された幾つかの例をご紹介させていただき、参考にしていただければと思います。
「凝縮の家」は敷地の間口が6M程度。
敷地内に駐車場スペースが確保出来ない程の狭小地でした。
しかし、そんな環境を受け入れ考え方を切り替える事が出来た結果、とても上質で味わい深いお住まいになりました。
ポイント01
凝縮(選択と集中)
レストランや居酒屋などの座席で、広々したホールにある席より、隅の方にあるこじんまりと隔離された様なボックス席が落ち着くと感じられた事はありませんか?
広い事も価値ですが、逆にこじんまりとしている(狭い)事も価値です。
落ち着きのある空間に仕上りやすいだけでなく、エアコン消費電力面など光熱費も抑える事が出来るエコ・ハウスでもあります。
上の画像は、実際にお施主様が作って来られた「凝縮の家」のコンセプト・ボードです。
そのコンセプトの中に「material(マテリアル)」があります。
マテリアルとは素材を意味します。
素材の選択は、お住まいを建てる費用(建築費)に大きな影響を与えるひとつの要素です。
建築費に最も大きな影響を与える要素は、「広さ」です。
広さはイニシャルコストのみならずランニングコストを考えても、最も影響の大きい要素だと言えます。
その広さを圧縮する事で得た金額を、素材に投じる事で上質な環境(空間)を手に入れたのが「凝縮の家」です。
お住まいを計画される時、坪単価を気にされる方がおられます。
坪単価を抑えると安く家を建てられたと勘違いされている方も中にはおられますが、それは少し違います。
同じ建築費の場合、坪単価を抑える事で広さの確保が可能となっていますが、素材や仕様、場合によっては性能などを削っている事も十分に考えられます。
「凝縮の家」の場合、狭小地に建つ住まいであるから「広さ」ではなく「素材(仕様)」にウェイト(費用)をかけました。
つまり坪単価を上げました。
「凝縮の家」の様に、環境を受け入れる事で上質な空間を実現出来る。
本当にそう感じます。
2016年6月27日 / 凝縮の家
光陰矢のごとしと言うと、こちらも本当にそう思います。
今日は「凝縮の家」の10年点検に伺いました。
「10年一昔前」とよく言いますが、「もうそんなに経つのか!」と言うのが感想です。
早いものです。
ツバメが巣をつくるお住まいには、シアワセが来ると言いますが、その意味が解るような気がします。
「凝縮の家」は「20年後に味わいの出る家を。」をテーマにオーナー様ご家族が選択を吟味して建てられたお住まいです。
「自然に朽ちていく美しさ」の為に、出来るだけ建材ではなく自然素材を選ばれたりもしました。
まだ折り返し地点である10年。
確かに昔の学校みたいな感じになっていました!
こんな感じもいい感じですが、塗り直しなどをしても、持ちが良くなるかとは思いました(笑)。
しかし、(オーナー様はとても恐縮されていましたが)10年経ったお住まいという事で、写真のような朽ちた感じはありますが、キレイに掃除をされていて、そのおかげもあり点検結果は大きな問題も見つからず、本当にありがたい事です。
弊社も10周年を向かえ、10年点検をさせていただくようになりました。
ありがとうございます。
積み重ねの重要性を点検の時にも感じます。
お住まいをいつまでも大切にしていただけるように、弊社が出来る事をさせていただければ幸いです。
今日は「凝縮の家」のオーナー様と、エクリュ10周年イベントの遊び心の家でのホームパーティー第3回を行いました!
3回目にもなると、結構手際よく準備も進みました。
「凝縮の家」は古くなるほどに味わいが増すようにと、自然素材などにこだわられたお住まいです。
コンセプトボードや模型などをご自分でつくって来られ、逆プレゼンテーションをされたことを思い出します。
本当にいつも思うことですが、お子さんの成長の速さには驚かされます。
レゴブロックでガチャガチャやゴム鉄砲をつくれるとか、ユーホニウムという楽器をが演奏でき、発表をされているとか。
あんなに小さかった子がと、本当に驚かされます。
今回も楽しいお話で盛り上がりました。
「凝縮の家」のオーナーご家族の皆さま、ありがとうございました!
2014年5月23日 / つながりの家 お日さまの家 凝縮の家 想像力の家 しぜん体の家 奥のある家 メゾン・ド・エクリュ 育みの家 安穏の家 静と動の家 包容の家 穏景の家 食粋の家 天開の家 四輝の家 有理の家 茶嬉(さき)の家 遊び心の家 両美の家 唯二の家 ゆきあいの家 想円の家 イロデコの家 三雲の家
今日は昼から、5月31日から始まる「三雲の家」完成内覧会の準備の打合せと、いよいよ明日からスタートするエクリュ10周年感謝イベントの最終社内打合せを、イベント会場である「遊び心の家」にて行いました。
先日(5月17日)、おかげさまで弊社は10周年を迎えることが出来ました。
ありがとうございます。
その感謝の気持ちを、10年間で建てさせていただいたお住まいのオーナー様にお送りするのが、エクリュ10周年感謝イベントです。
10周年であるこの1年をかけて、10年間で建てさせていただいたお住まいのオーナー様、皆さまへお届けすることを考えています。
今回は「つながりの家」のオーナー様ご家族を、遊び心の家にお招きし、ささやかな夕食をご一緒させていただきます。
その詳細な打合せをしました。
お喜びいただけるよう、出来る限りではありますが、感謝の気持ちと共におもてなしさせていただきたいと思います。
2014年5月18日 / 凝縮の家
2014年5月17日 / お知らせ つながりの家 お日さまの家 凝縮の家 想像力の家 しぜん体の家 奥のある家 メゾン・ド・エクリュ 育みの家 安穏の家 静と動の家 包容の家 穏景の家 食粋の家 天開の家 四輝の家 有理の家 茶嬉(さき)の家 遊び心の家 両美の家 唯二の家 ゆきあいの家 想円の家 イロデコの家
今日は、打合せさせていただいてるお客様と一緒に、凝縮の家に伺いました。
そしてお住まいを見せていただきました。
凝縮の家は20年後に味わいの出るお住まいをテーマに本漆喰や杉の無垢板など天然素材にて仕上げられたお住まいです。
5年半以上の使い込んだ床は、かなり年季を感じる木目の夏目が減って冬目が浮き出、自然に浮造りになっていました。
足裏に気持ちのいい感覚が残ります。
漆喰壁も手の当たる部分だけ小学校の壁のようにくすんで、お住まいの歴史が感じられます(笑)。
まだ、5年半(もう5年半?)なのに、ずっと住んでいたような味わい、温かみが出ていました。
帰りに表にあった自転車。
元々はお姉ちゃんが乗っていた赤色の無印の自転車。
それをイギリス空軍風に塗装しないしたそうです。
名前もさり気なくロゴにして入っていました。
お洒落!(笑)
今日はお客様と一緒に凝縮の家に行ってきました。
オーナー様、ご協力ありがとうございました。
また、遊びに伺いますね!
シンプル
マテリアル
ミニマム
理想をギュっとしたら家になりました。
凝縮の家。
マテリアルに関しては、初回のお打合せの時からずっと全くぶれること無く仰ったことです。
20年後ぐらいに味わいの出る家がいい。
だからマテリアルに関しては本物を使用したい。
朽ちていく美しさが表現できるのは本物のみ。
「凝縮の家」のお施主様は有名なめがねのデザイナーさんです。
そのため、お施主様から今回の家のコンセプトと表して何度もプレゼンテーションしていただきました。
初めての経験でした。(笑)
素材集のコラージュもいただきました。
「凝縮の家」は以下の素材で構成されています。
・ 漆喰
・ 木(スギ)
・ 金属(ステンレス)
・ ガラス
・ コンクリート
それぞれの素材にはそれぞれの特徴があります。
例えばステンレスは硬くて冷たくて角があるイメージなど。
素材の持っている特長を変化させず、そのまま使用するのが凝縮の家の特徴でもあります。
無理に強制せず、自然に。
自然に任せて朽ちていく趣も楽しむ。
そんな考えが込められています。
あと、スギの床を選択した大きな理由は、スギはやわらかい木なので木目の夏目と冬目が朽ちていく間にはっきりしていき、美しくなることを予想してのことです。
そもそも家は竣工が完成ではありません。
暮らしが始まってお施主様の色合いが落とし込まれていって完成に近づいていくものです。
「素材が朽ちていく」というのは、悪くなっていくということでは無く、例えばよく歩くところの床は減りが多くなるなどの生活習慣などを刻み込み、意味や歴史やそのようなものが沁み込んでいくという意味なんだと思います。
上のパースは一番最初の打合せの際(2005年10月15日)、お施主様がご自分で描かれ持って来られた実際のパースです。
一般的(何が一般かは解りませんが・・・)には間取りがとても重要でファサード(外観)は結果で決まる場合が多いのではないでしょうか?
エクリュのお施主様は皆さんファサードはとても重要視されますので、間取りをする際には当然にファサードを意識しながらプランニングをしますが、「凝縮の家」のお施主様は一番最初の打合せ(ファーストヒアリング)の際に、しかもご自分で描かれたパースを持って来られました。
そのことからもいかにファサードが重要であったかがご理解いただけると思います。
また、この最初のパース。
白い方の建物をよぉ~く観ていただけるとお解かりいただけますでしょうか?
茶色の板戸の上部に鉄でつくった様な侵入防止の柵が解りますか?
この建物のイメージはヨーロッパの建物のようにパティオ(中庭)を設け、そのパティオ越しに空間がつながることをイメージして描かれてあります。
鉄柵はこういった考え、アイデンティティのようなものがファサードに漏れ出しています。
実はこの日、ヨーロッパの建物になぜ中庭があるのか?
その話で一日を使ってしまいました。(笑)
この話は、長くなるので、興味がお有りの方は、エクリュまでご連絡下さい。
上記のようなこともあり、ファサードからはこの建物のアイデンティティが感じられるような、そんなファサードにしました。
この建物のコンセプトですが、、、
これもお施主様がご自分でプレゼンテーションされましたので、エクリュがご提案したわけではありませんが・・・3つあります。
それは以下です。
・ SIMPLE
・ MINIMAM
・ MATERIAL
この3つのコンセプトがしっかりと表現できるファサードとしました。
形状的には長方形の建物外観に長方形のドアが付いているだけのいたってシンプルなもの。
窓などは一切付けませんでした。
必要最小限の線の本数で描ける外観です(ミニマル)。
また外壁は本漆喰壁仕上げで、ドアはスギ板で製作しました。
ドアの押し棒も本物の鋳物を使用。
素材(マテリアル)はとことん本物にこだわりました。
ポーチや玄関土間は装飾的な仕上げをしない、コンクリートのコテ押えとしました。
▲上写真はお施主様がご自分でつくってこられたプレゼンボード
「リビングは広く!」はよくお聞きするんですが、「広さは丁度いい感じ」とのご要望はとても珍しく感じました。
でも、それってすごく大事というか・・・。
というのも、リビングのご要望で次に出てくるのが「落ち着いた感じ」と言うこと。
「リビングは広く」と「落ち着いた感じ」は、ある意味では相反する部分を秘めています。
色々実現させる方法はあって、それぞれのお施主様のご要望の潜在的な部分を探ればきっと矛盾したご要望もカタチへ落とし込むことは不可能ではないと思います。
「丁度いい感じの広さ」
これは深いですね。
ドキッとします。なぜなら、お施主様のイメージの中に「丁度いい」という定量感があるってことでしょ。
お施主様はこうも表現してくれました。
「からだがすっぽりとおさまる感じ」
何となくイメージが出来ました。
部屋の隅が落ち着いたり、押入れの中が落ち着いたり・・・。
そんなイメージでしょうか?
家族が傍にいる感じ。
壁にもたれかかれる距離。
こんなことを念頭において「こじんまりと居心地がいい」に挑戦しました。
立地条件上、どうしても奥行きが長い、いわゆる「うなぎの寝床」に棟配置がなり、奥に深い廊下となりました。
部屋などに窓を設けたいのでどうしても廊下は建物の中心に配置されます。
そうすると暗く長い廊下が出来てしまいます。
しかも今回はデザイン上ファサードに窓を設けることが出来ない。
廊下が暗くなることは避けられなかったのですが、ちょっとだけ工夫しました。
廊下の中ほどにある階段室から廊下まで光が落ちるように大きな窓を設けました。
また、玄関はファサード側では内面に勝手口を設け、その扉をガラス張りにし光が差し込むように工夫しました。
これらにより真っ暗な玄関や廊下になることは避けることが出来ました。
これは凝縮の家の内覧会のご案内です。
このなんちゃってパースはわたしが描いたものです。
「適当に書いたものだから、こんなの広告にするのは嫌だ!!」
としきりに抵抗したんですが、
「適当が良いんです!!」
と広告デザイナーに押し切られてしまいました・・・。
パースの出来はさておき、広告の出来はいい感じ!(笑)
「凝縮の家」お施主様はメガネのデザイナーさんです。
しかもかなり有名な方です。
ですので打合せはかなり「釈迦に説法」だったんじゃないかと思います。
建物を建てる土地が決まっていなかったので、エクリュでも土地をお探ししたり、色々な土地にプランを落とし込んだりと時間や労力をかけないといけないことも ありましたが、ありがたいことに言葉がすごく伝わりやすかったり、お施主様の表現力(プレゼン力)が素晴らしく、意図や想いのキャッチをすごく解りやすくしていただきました。
エクリュがご提供できるものは、、、技術的価値のみ???
そう考えることもあるほど、お施主様のニーズを引き出す必要もほぼ無く・・・。
語弊のある表現をしてしまうと・・・楽でした。(笑)
お施主様のプレゼンテーションはこうして始まりました。
【マテリアル】
素材を偽りたくはない。
本当の素材、本物の素材を使い。
【色彩】
外壁は白もしくは黒にしたい。
内部は白としたい。
などと続きました。
また、イメージマップに関しては、コチラからお願いしなくても直ぐに出していただけました。(笑)
「凝縮の家」のお客様(オーナー様)との出会いは以前勤めていた会社のプロジェクトで建売住宅を販売した時にお越しになったお客様のおひとりでした。
2度も見に来ていただきました。(笑)
でも最初から建売を買いにきたわけでは無く、新築するおうちの参考にと、建売のプロジェクトを企画したわたし達に興味を持っていただき、建売の会場でも色々なお話をいたしました。