三有の家

三有の家

人には、3つの居場所が、必要だ。

人が社会の中で、安定して暮らすには、3つの居場所が必要と言われます。
・自宅など生活を営む場所
・職場など自宅以外で長く過ごす場所
そして
・家庭や職場から隔離された第3の居場所
(サード・プレイス)

「三有の家」はサード・プレイスを自宅内に設けたお住まいです。

「個人」を重んじてこそ、豊かな家族となり、延いては豊かな社会となる。
そんな考え方から「三有の家」は生まれました。

  • 延床面積〜30坪
  • 家族構成2人

所在地

福井市新保

用途

専用住宅

構造・工法

木造軸組構造

延べ床面積

93.06㎡(28.15坪)

打合せ期間

2021年10月~2022年7月(10ヶ月)

契約工期

2022年8月~2023年3月(7カ月)

備考

ファサード・えち鉄からの目線
1階にDK、2階にL・繋げる吹抜け
ガス温水床暖房
鉄骨階段とスチール手すり
一人になる時間と空間
ヌックとゲーミングルーム
ツリーハウスの様な子供部屋

服は他人の為に着る(ファサード)

三有の家のプランニングは、ファサードからスタートしました。 また三有の家は、線路沿いに建っており、電車の窓からの見え方も意識したデザインをしています。 リビング・ダイニングにある吹抜けには大きな窓が設置され、シャンデリアなどの配灯が、夜の車窓から見える事を考えてレイアウトしました。

目線や会話が上下左右に交差する

「三有の家」は1階にダイニング、2階にリビングがあり、それらを吹抜けや鉄骨階段が繋ぐ事で一体的な空間や雰囲気を生んでいます。 また、それらの空間に直接個室が接しているのも特徴です。 「三有の家」らしい、個人と家族、地域との距離感を、そこからも感じ取る事が出来ます。

豊かな人生は、個の充実が出発点

ご夫婦それぞれが、誰にも干渉される事なく自分を取り戻す事ができるスペース・自分らしく居られるスペースを、それぞれに設けられました。 個人の充実があってこそ、豊かな家族との暮らし、延いては豊かな人生があるとの考えからです。 三有の家は、住まい(自宅)の中にサードプレイス(ご夫婦各々の個室:ヌックとゲーミングルーム)を設けました。

HOUSE in HOUSE

こどもの自立を促すには、子供部屋を設ける。 海外では、産まれたら部屋を与えるのが一般的です。 日本では、そこまでしないにしても、自立を促したい気持ちはあります。 その気持ちがカタチになったのが「HOUSE in HOUSE」です。 「豊かな人生は、個の充実が出発点」との考え方が、子供部屋の形状にも表れています。

ストーリー

住まいづくりの記録

家族構成・坪数が似ている家

帰自の家

「住まいに帰る」が、
「自分に帰る」であること。

帰自の家

  • 〜30坪
  • 2人

好択の家

コンパクト、
つまり選び抜かれたニーズ。

好択の家

  • 〜30坪
  • 2人

歩先の家

ずっと続けてきた、今日を続ける終の棲家。

歩先の家

  • 〜30坪
  • 2人