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ダブルヘッダー(9:30ー22:30)

朝、9時半から、
夜は22時半まで。

今日は一日、打合せ三昧でした。

打合せの内容を振り返ると、今日は3つのポイントがあったと思います。
3つをここで書くと、とても長文になってしまうので、今日はひとつ目の話について書きます。

ひとつ目は、「広さ」と「広がり」の話です。
「広さ」と「広がり」は、似て非なる物です。
「広さ」は、区切られた部分の面積であるのに対して、「広がり」区切りの先への動きを意味します。

「広さ」は、畳数や坪数、平方メートルなど、数値化出来るので分かりやすい為、どうしても「広さ」の確保で納得しがちです。

しかし、「広がり」は、単に面積にとどまらず、色彩や形状、素材など様々な要素が影響しあいます。
その為数値化出来ず、共通認識にするのは困難を極めます。

ところが、実際の空間認識は、「広がり」つまり目線の動きで捉えています。
そこで僕は、図面に畳数を記載せず、家具や人、フロア材の貼り方向などを描くようにしています。

とは言え、よく畳数を聞かれます。

やはり、広がりで捉えるのは、図面上では難しいですね。

今日は「広がり」の作り方のお話を少しさせていただきました。