2009年11月
モノには重さがあります。 例えば、道に落ちてる石ころは、拾い上げるまでも無く大体どれくらいの重さかは認識できます。 人の経験からくる感覚はとても優れています。 今回の建物はそういう物質的な感覚を、あえて表現しないようにしようとお施主様と相談…
今回のおうちは完全分離の二世帯住宅です。 内部での行き来が出来ないように設計されています。 話し合いで最終的にそのようなカタチをとりました。 そこで、設計的に何とかほのなかそれぞれの世帯のつながりを表現できればと考えました。 玄関ポーチは親…
2階は子世帯のスペースです。 子世帯のLDのイメージは明るく、フランフランの家具が似合うような空間にして欲しいとのことでした。 例えば、ファッション紙の1ページのような、そんな空間を望まれていました。 LDの間には階段にも光を落す為の光庭(…
階段はプラン上建物の真ん中に位置するようになってしまいました。 2階が子世帯のスペースなので階段は子世帯の玄関の横にあります。 「行って来ます!」や「ただいま!」の度に上り下りする階段が、建物の真ん中に来ることで暗くなってしまう・・・。 そ…
1階は親世帯のスペースです。 今回の計画は、立替でした。 お父様、お母様はお子様(お施主様やお姉さま)との思い出が沢山詰まった、自分達のおうちを壊して、新たな家を建てることが、今回の計画でした。 ご長男が戻ってくるとは言え、多分、複雑なお気…
お施主様が大切にされていることのひとつが「おかげさま」という感覚だと思います。 正直、当時の自分には今の自分よりもずっとそういった感覚は薄く・・・ かなりお施主様から影響を受け、今ではとても大切に考えている考え方です。 「おかげさま」 デザ…
今日は穏景の家の外壁の色決めでした。 当然ですが、建物の外観(カタチ)はもう決まってて、ほぼ出来てます。 カタチから受ける印象があります。 今回のおうちは、シンプルな形状ですがインパクトがあるファサード(外観)です。 ファサードなどを意識し…