エネファーム研修
今日も金沢で研修でした。
研修内容は新型のエネファームの商品説明やエネルギーに関するお話でした。
今日はクリーンガスさんにお誘いいただき、その研修に伺いました。
一時、ALL電化に傾きかけたエネルギー政策でしたが、原発の事故以来、その方向性を大きく変化させていると感じます。
何でもそうですが、一極集中型は、足並み揃ってスピーディーにことが進みよさげに思えますが実はそうとも言えず・・・、多様化が必要なんだと思います。
エネルギーも2次エネルギーである電気のみに絞り込むのではなく、他の選択肢も模索して選択肢を増やしておくことがとても大事なことではないかと思います。
そういった意味でも日本が誇る世界トップの技術であるコージェネ、燃料電池の技術は、ALL電化の名の下に捨ててしまうのは全く馬鹿げたことだと思います。
とは言うものの、以前のエネファームは、地球レベルでは(エコキュートと比較しても)省エネであっても、ユーザーさんのランニングコストのみで考えると、エコキュートの方がコストを抑えられていたり、イニシャルコストがかなりかかってしまったりとエンドユーザーさんが選択しにく環境がありましたが、新型エネファームはランニングコストがエコキュートを上回る省エネを実現し、イニシャルも以前より抑えることに成功しています。
もちろん地球レベルで考えると以前よりもっとエコになっています。
補助金もかなり出ますので、楽しみな商材です。
地球レベルと言うのは・・・
2次エネルギー(電気)の場合、発電所から実際に電気を消費する場所までの送電の間に、かなりの電気をロスしてしまうだけでなく、発電の際に出た熱のほとんどは海などに捨ててしまっていました。
そこで考え出されたのが、各家庭に発電所を設けるといったことですが、イニシャルコストやその大きさなどが現実的でなかったのが40年ほど前。
そこからガス会社さんやメーカーさんなど色んな研究員の努力のかいあって、エネファームと言うものが出来ました。
そして実用化するまでに至りました。
地球レベルとは、そういった意味です。
送電ロスや廃熱などが少ない本来の省エネを実現した商材です。
一極集中するのではなく、多様化するニーズにも応えられる様に、様々な選択肢があることは、決して一定ではなくどう変動していくのか予測が出来ない未来のためにも、必要なことだと僕は思います。
例えばバイオマス燃料の利用技術なども、もしかしたら家庭レベルでも実用化されるかもしれません。
それぞれの可能性を模索し続けてくれる方々がいてくださることは、本当にありがたいことですね(笑)。