ファサードからはじめました。
内覧会まで1ヶ月をきったので・・・
(仮称)若杉の家がどんな風に出来てきたのかを綴ろうと思います。
時間を見つけて、出来るだけ毎日更新しようと思っています(笑)。
では、今日のテーマ。
ファサードです。
(仮称)若杉の家はファサード(外観)から決めました。
プランニングは15プラン描きましたが、Type-02からほとんどファサードが変わっていないのは、ファサードありきでプランを進めたからです。
ファサードの特徴としては、当初から3つのこと思っていました。
一つ目は、建物の中に建築物があるようなイメージにしたいということ。
二つ目は、ファサードに大きな窓を設けること。
三つ目は、その窓に(外から見える)シャンデリアを吊るすことです。
スケッチは概念図です。
このように最初から外から見た感じを意識しました。
建築の質の5つ軸のひとつに【社会性】があります。
街並みに変化を生む建物は、場合によっては近隣の方々に結構好印象を与えることが、今までのお手伝いさせていただいたお住まいで感じてきました。
今回も足場のシートが取れたら、(元々地元という事もありますが・・・)近所の方々や学校の先生までに「いつ完成するの?」とか「遊びに行くね!」とか楽しみにしていただいている声をかけていただきます。
とてもありがたいことです(笑)。
ファサードを考えることは、芸術性のみならず社会性にも大きな影響があります。
そうそう!
岡村靖幸さんの「イケナイコトカイ」を聞いた時(高校生?)からずっと思ってたこと。
♪ 寝れない夜は 屋上にのぼって 壁にもたれてるんだ ♪
って歌詞から、家を建てるなら屋上をつくろう!って思っていましたが、費用対効果的にNeedsではないと判断しました。
屋根にのぼろうと思えば、のぼれますしね!(笑)
でも、ルーフテラスには、壁があります。
この壁は空間のアイテムとしてかなり利いてます。