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リフォームとは。

2020年5月4日 / EVILS Twelve TOMOTAKA Hiroyuki 舞優の家

一年点検に伺ったのは、舞優(まう)の家。
おかげさまで、舞優の家は、無事一周年を迎えました。

舞優の家は、弊社には珍しいリフォームをさせていただいたお住まいです。

住む方のクセや性格などを、お施主様と一緒に把握して行き、それらを受け入れたお住いづくりを考えてきた弊社は、新築を多く建てさせていただいてきました。

一生に一度かも知れないお住まいづくりなので、建てる時にこそ深く知り深く考慮する必要があると考えてきたからです。

とは言え、全国的に新築の着工棟数が落ち込みリフォームに切り替える必要もあると業界で叫ばれる中、色んなリフォーム研修に参加させていただくのですが、その度、「エクリュはリフォームに向かない・・・」と思い知らされ帰って来ました。

その理由はいくつかあるのですが、中でも最も大きな理由は、リフォームの研修では、「自分を受け入れる」と言うより「変わりたい願望をくすぐる」といった手法の内容が目立ったからでした。

自分を知り、それを受け入れる住まいづくりをススメさせていただいているエクリュと真逆に位置していると感じたからです。

そんなある日、「外壁と屋根のやりかえをしたい」とお越しになられたのが、今の舞優の家のオーナー様でした。
(リフォームとは言え)外壁と屋根のやりかえなら、暮らしや自分を見つめ直すなどのキーワードも不要と思い、前向きにお仕事をさせていただこうと思いました。

しかし、打合せを進めていたある日、LDK+和室もリフォームしたいとの話が浮上します。

変わりたい願望をくすぐる様な事は出来ない・・・むしろ、自身を知り、受け入れる住まいづくりしかご提案出来ない・・・。
しかし、考えたところでその提案しか出来ないので、いただいたLDK+和室のリフォームの打合せの仕方も新築時と変わらず、自身を知り、受け入れる住まいづくりの方向性でのご提案を進めさせていただきました。

そうすると、15年住まれたお住まいが、決して最適では無いポイントが明確に浮上して来ました。
ある意味、(ずっと暮らして来られたので、ご本人としては普通ですが)弊社からは分かりやすく暮らしの流れの妨げとなっているポイントが明確に観えるのです。

例えば、「帰って来て服を着替える」を和室で無理矢理していたり、ダイニングとリビングの間のスペースにお風呂上がりに着替える服が置いてあったり、ご家族の暮らしのリズムとしては、そこで行ったり、そこに置いておくとスムーズだったりするのでしょうけど、もっと最適化する方法がリフォームをすればご提案出来る!とのポイントが明確に観えました。

その時、気付きました。

リフォームは、変わりたい願望をくすぐる事とは違う。
リフォームは、リフォームも、リフォームこそ、自身を知り受け入れる事ではじまる住まいの見直しだと。

舞優の家のオーナー様は、その事に気付かせてくれました。
今日は、そのお住まいの1周年。

とてもステキに住んでいただき、とても嬉しく思いました。

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