原価オープン
どなたもそうですが、三有の家のオーナー様も、費用対効果を熟慮されました。
例えば、断熱性能とコストについて。
断熱性のなどは、良い方が良いに決まっていますが、「断熱が良くても暮らしていて楽しくないと、その家は欲しい家とは言えない」って事になります。
欲しいモノ(WANTS)の金額(原価)を知り、必要なモノの必要性を図る。
そのメモリ(ものさし)となるのが原価オープンの見積書ですから、例えば鉄骨階段の金額と断熱材の金額を比較しながら断熱性能を決められました。
それは(語弊がありますが)言い換えると、「楽しい」と「快適」の重要度を、お金に置き換えて表現し、認識して選択するという事。
そこに住む方の価値観が、表現されているのです。
知らずに得ているモノは、選択とは言いません。
何より! 住む方にとっての良い住まいとはなり得ません。
「良い」は、当たり前ですが、住む方ご自身にとって「良い」である必要があります。
その為には、住む方ご自身が選択する環境や考え方である必要があります。