螺旋
「値段は言わないで!」
「なぜならどうしても欲しいんだもん」
「全体的に(予算の範囲に)調整して螺旋階段にしてくれればいいから」
僕はその言葉に違和感を覚えました。
「Wants」と「Needs」は似て非なるものです。
きっとこの方は、螺旋階段は自分にとって「Wants」であると言うことを知っているのでしょうね!
だって、どうしても欲しいなら、金額を知っても購入するでしょう。
金額を知ったら購入意欲が失せてしまう。
だから、「値段は言わないで!」って仰ったのでしょう。
欲しい物が手に入る。
その事自体は、良かった事ですね!
どうしても欲しかった螺旋階段が手に入り、めでたし、めでたし。
でも、チョット待って!
欲しい物を得る為に、必要以上、費用を発生させた、その費用ってどこから出て来たの?
さぁ、皆んなで考えてみてください。
総額が予算の範囲におさまっているって事は、何かを削って費用を捻出したはず。
それが何かは知りたくありませんか?
知りたくも無いくらい大きな費用を捻出したのなら、それはそれは様々な何か、多くの内容に影響があるに違いありません。
事実を知ったら、あまりのショックで螺旋のように目を回さないように、やっぱり螺旋階段の金額も知っていただき、その金額を捻出する為の方法も知っていただければと僕は思います。
その為に弊社は原価オープンの見積りを採用しています。
そうする事で、それぞれの方の価値観が反映されます。
そうしてその方らしいお住まいになります。
「Needs」でお住まいを考えませんか?