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型があるから型破り、型が無ければ形無し。

例えば、カタチ(形状)の歴史を学び、流れを知り。
カタチの理由を理解し、意味を感じられるようになる。
それが、学問を習得し従事してきた者なんだと思います。

武道などにおける「守破離」も同様のニュアンスがあると感じます。

型があるから型破り、型が無ければ形無し。

しかし、形無しの方が世の中には多く出回っています。
しっかりとした知識を得るには決してお手軽では無く、時間や費用、様々なモノを費やす必要があります。

しかしそこまでして知識を得ない多くの方々が評価するのは、容易に得られるモノなのかも知れません。
(インスタント・グラティフィケーション)

僕や会社にとって、世の中の動向(インスタント・グラティフィケーションなど)よりずっと重要なのが目の前のお施主様です。

例えばあるお客様にとって、「型破り」でも「形無し」でも、そんなのどちらでも良くて、「インスピレーション」や「(その時の)カッコイイ!」を重要にお考えだとしましょう。
その場合、先に「型」をご説明してしまったら、その感性に影響が出ないか?と考えてしまうのです。

Don’t think!
Feel.

いつもご提案の仕方が難しいと感じます。

いつも何処からでもはじめられます。
いつも何処からでも出来る事はあり続けます。

だから大事な事は、いつもその時も側に居る、側に在る事だと考え、話の流れをよもうとして提案するようにはしています。

難しい事はさておき、楽しむ事が重要です。
「楽しむ事」とは、「楽な事」と大きく違います。
それは「型破り」と「形無し」との違いに似ています。

また難しい話になりそうなので、今日はこの辺で!(笑)