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心の避難場所

静けさこそが、苦悩や恐怖を癒す薬です。
豪華であろうと質素であろうと、静謐な家をつくることが、建築家の義務なのです。
私の家は、私の心の避難場所でした。

僕が好きな建築家、ルイス・バラガンの言葉です。

我が家も、僕らのリトリートな場所(避難場所)です。

静謐である事もさる事ながら、リトリート(避難場所)であるのに必要な要素は住む人たち自身が落とし込まれている事。
それに出来れば、しがらみや見栄など、余計なファクターを削ぎ落としたコアなニーズだけで構成された、ミニマルな家だと望ましいと感じます。

とは言え(修行が足りないのか)ミニマルに生きるのは、難しいです・・・。
真の豊かさにたどり着けていないのは、「欲」があるからでしょう。

それでも我が家は、僕らにとってリトリートな場所です。