お引渡し【想支の家】
想支の家 お引渡し──ホワイトキューブに暮らしが彩られる日
美しい春の日に、お引渡し
2024年春。ふくい桜マラソンが開催されたにぎやかな日に、「想支の家」のお引渡しを行いました。
春風がやさしく吹き、出発の場面にふさわしい一日でした。
想支の家 お引渡しは、建物の完成という節目であり、同時に新しい暮らしの始まりでもあります。
ホワイトキューブという構想
この住まいは、“ホワイトキューブ”をイメージしてスタートしました。
内覧会用の家具を撤去したリビングには、白い壁と天井にやわらかな光が反射していました。そこに佇む脚立や人さえも、まるで展示作品のように見える空間です。
まさに、美術館のような静けさと緊張感がありました。
暮らしが色を添えていく
お引渡し後、オーナー様はすぐに引っ越しの準備を始められました。
これからこの真っ白なキャンバスに、暮らしの色が少しずつ加わっていきます。
たとえば、生活の音や料理の香り、笑い声や感情の記憶──。
それらすべてが、住まいの余白に重なり合って、「そのご家族らしい家」に育っていくのです。
住まいは完成後に育つ
私たちエクリュでは、完成した家を「完成」とは捉えていません。
むしろ、そこから始まる暮らしとともに、空間が呼吸を始め、
心地よいリズムが生まれていくことを大切にしています。
そうした価値観は、私たちが掲げる「居心地の良さが続く住まい」という考え方にもつながっています。
安心して暮らすためのサポート
この日は、設備メーカーの方にもお越しいただきました。
給湯器や換気設備、キッチン機器などについて、丁寧に使い方をご説明いただきました。
こうして、ひとつひとつを確認しながら、無事に想支の家 お引渡しが完了しました。
新しい暮らしへの願い
これから始まるオーナー様の暮らしが、穏やかで心満ちるものでありますように。
そしてこの住まいが、ご家族の感性や生き方と共鳴しながら、さらに豊かに育っていくことを、私たちは静かに楽しみにしています。