「住まい」=「住む人」
今日は(仮称)本堂町の家の、仕様変更による建築費などの調整打合せを行いました。
弊社は、原価オープンの見積もりを作成しております。
原価をお伝えすると言う事は、弊社の利益もお伝えすると言う事になります。
なぜ、そこまで覚悟を決めて、包み隠さずお伝えしているのか?
それは弊社が、「住まい」は「住む人」とイコールである必要性がある、と考えているからです。
「住まい=住む人」
一体どう言う事か?
臓器移植をする場合、ドナーとの一致が無ければ拒絶反応を起こします。
拒絶反応とは、自己ではないと認識されたものを排除しようとする免疫機能による生体反応です。
実は、コレによく似た事が、住まいでも起こります。
住み心地の良い住まいとは、最も自分らしくいられる住まいであり、それには住まいが自分らしさで構成されている事が必要です。
では、「自分」とはなんでしょう?
例えば、スガシカオさんは「progress」の中で、「ボクが歩いたきた日々と道のりを、ホントはジブンって言うらしい」と言っています。
一方で「自分」とは、一生をかけて探すモノなのかも知れません。
弊社は「自分」とは、お金の使い方でも表現されていると考えています。
何にお金をかけるのか? また、何にお金をかけないのか?
それによってその人の価値観などが表現されます。
お金の使い方(または価値観)もひとつの「自分」だと考え、「住まい」=「住む人」に出来るだけ近付いていただく事を願って、その事に弊社が邪魔をしない「原価オープン」の見積書を作成して打合せに用いています。
今日は(仮称)本堂町の家の、仕様変更による建築費などの調整による「住まい自分化の打合せ」を、原価オープンの見積書にて行いました。
今宵、(仮称)本堂町の家が、昨日よりお施主様らしく変わりました。