ご契約いただきました。
今日は(仮称)大溝の家のご契約をいただきました。
これまで、たくさんお時間をいただき、様々なことを一緒にご検討いただき、本当にありがとうございます。
おかげさまで、本日、ご契約をむかえることができました。
貴重なお時間をいただいたのには、理由があります。
「ニーズ(ご要望)を明確にしてカタチにしていくことは、とても難しい」と言われても、あまりピンとこないのではないでしょうか?
「自分のことだから、自分のニーズ(要望)を人に伝えたり、カタチにすることは何の問題もなく容易なこと」そんな風に思っていませんか?
でも、本当にそうでしょうか?
僕はそうは思いません。
と言うのも、多くの方々との打合せの際、様々なご希望やご要望をいただく中で感じることがあるからです。
その感じることとは・・・
ご要望やご要望の多くが非日常的なインパクトのある出来事から出てきていると言うことです。
例えば、事故やケガをした経験からのご希望・ご要望になったり、災害や人災にあった経験からのご希望・ご要望に至ったなど、日常から少し離れたインパクトのある出来事からのご希望・ご要望が目立ちます。
印象に残りやすいのがその理由ではないでしょうか。
また、家を建てるってことは、一大イベント。
もしかしたら「家を建てる」ってことこそ非日常的なこと。
だからやったこともないことを、新しい家になるとやりたい!とかって思うのは、当然のことかもしれません。
バーベキューは小学生以来やったことがないのに、バーベキュー・コーナーが欲しいと思ったり。
この前あったペルセウス流星群も観ていないのに、月見櫓(天体観測スペース)が欲しいと言ってみたり。
やっぱり、非日常的、ある意味もはや非現実的なことをご希望されるのも家づくりならでは。
もちろん、この様に顕在化したご希望・ご要望も大切です。
しかし、暮らしの殆どの部分は、決して目立つことのない坦々とした日常です。
そのご自身の日常を顕在化し、最適化することは、容易に見えて実はとても困難なことです。
なぜならご自身の日常は、当たり前すぎて見過ごされているからです。
日常を知り、そこから最適化を図るポイントを明確にするのは、たくさんのお時間をいただき、たくさんのご質問にお答えいただくことから始まります。
(仮称)大溝の家のお施主様は、そのことをご理解いただき、貴重なお時間を割いて一緒にご検討いただきました。
そして本日、ご契約させていただく運びとなりました。
ありがとうございます!
実は、ご契約いただいたそのすぐ後、再びお時間をいただき打合せを致しました。
弊社では、工事に必要な材料などを注文するその前に、お施主様に契約通り注文しても良いか?再度確認をさせていただく打合せ。
発注承認打合せを行なっています。
ギリギリまでニーズ(ご要望)を調整しきりたいとの想いからと、お住まいが出来上がってきて見え出す(明確になる)ニーズもあるかと考え、発注承認打合せを行なっています。
本日、ご契約いただいたので、早速発注など行います。
だからご契約後すぐに打合せをさせていただきました。
今日はご契約などいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い致します!