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ブログ

内に向かう力、外に向かう力──ウェルビーイングの源をたずねて

シアワセに暮らすとは?ミラーマンとは?

最近、「ウェルビーイング」という言葉をよく耳にします。
シアワセに暮らすとはどういうことか──そんな問いを胸に、日々住まいづくりに向き合う中で、ある感覚が浮かびました。


承認欲求のリスク

「誰かに認められたい。」
その気持ちは、とても自然なものだと思います。
けれど、何かをつくる人や、何かを選ぶ人が、その気持ちばかりに引き寄せられてしまったとき──
本当に欲しかったはずのものから、少しずつ離れてしまうことがあるように感じています。


欲求のベクトル(方向性)

承認欲求もしくは自己顕示欲と自己探究欲求。
最終的に同じ場所にたどり着くと信じたいこのふたつは、まったくちがうベクトルを持ったふたつの力です。
承認欲求は、外へ外へと向かうベクトル。
誰かの評価や、社会からの肯定を求めて動く力です。

一方で、自己探究欲求は、内へと向かうベクトル。
まだ言葉にならない自分の問いや、静かに澄んだ感覚を探し続ける営みです。

どちらが良くて、どちらが悪いという話ではありません。
ただ、どちらを起点に動いているのかを見失ってしまうと、
いつのまにか「何のためにそれをしていたのか」が分からなくなってしまうことがある。


鏡の人(ミラーマン)

僕は、住まいづくりのお手伝いを通して、
人が自己探究を深めていく瞬間に何度も立ち会ってきました。
それはとても静かで、言葉の少ない時間です。
けれど、その静けさの中に、
本当に大切なものが姿を現すことがあります。

僕たちは、その人自身がすでに持っている「何か」を映し出す鏡のような存在でありたいと思っています。
その意味で、僕は時に「ミラーマン(鏡の人)」という言葉を使います。

特撮のヒーロー「ミラーマン」は、鏡を通してしか変身できません。
鏡があって初めて、自分が何者かを知り、力を発揮できる。
そんなストーリーに、僕たちの仕事にも似た役割を感じています。

ミラーマン


ウェルビーイングの根っこ

ウェルビーイングという言葉が注目される今、
僕はそれを「自己探究の延長線上にあるもの」だと感じています。
自分を知ろうとすること。
大切にしたいものを問い続けること。
それは、とても地味で、時間のかかる営みです。

でも、そうやって生まれた住まいには、
言葉にできない深さと、静かな満足感があります。

それがきっと、ウェルビーイングの根っこなのだと思うのです。


問いに耳を澄ませる時間

もし今、暮らしのことや、住まいのことを考えている方がいたら──
まずは自分自身にそっと問いかけてみてください。
「私は、何を大切にしたくて、これを選ぼうとしているんだろう?」

その問いに耳を澄ませる時間を、エクリュはそばで支えていきたいと思っています。

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