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見えないものが、暮らしを支える

たったの140mm。サッシを移動した意味とは?――あなたには見えますか

昨日、作図中、子供部屋のサッシを140mm移動させました。
勉強机の奥には、きっと本が並ぶだろう。 その本の側面が窓にかぶらず、壁となる方が見た目もすっきりし、安定して見える。 そのため、当初から140mmの袖壁を増やしたのでした。

「見・観・診」前の図面

当初、窓の位置は単純に柱と柱のセンターに来るようにレイアウトしていました。 しかし、家具のレイアウトも同時に考えた結果、サッシが140mm移動することになったのです。

「見・観・診」後の図面

このような変更は、図面上では些細な違いに見えるかもしれません。 しかし、実際に暮らし始めると、その小さな違いが快適さに大きな影響を与えることがあります。


見(観)えているか?それは“選択”か?

ファミールなどで建売住宅の間取りを見て、「この窓の位置では家具が置けない」「この感じではきっとエアコンをライトアップしちゃう」など、僕にはすぐに気付くのに、多くの人はその違和感に気付けない。

僕はその時、『マトリックス・リローデッド』のモーフィアスとメロビンジアンの会話を思い浮かべるのです。

「すべては選択から始まる」とモーフィアス。
「いや、違う。選択は幻想だ。あるのはただ、力を持つ者と持たざる者だ」とメロビンジアン。

選択肢があるように見えて、実は最初から選ばされているのかもしれない。。。

エクリュはご自身による「選択」を大切考えサポートしています。 ご自身で選択できるからこそ、本当に自分らしい暮らしが実現できるからです。

140mmのサッシ移動のように、気付かれない工夫が、住まいの質を決定づける。

見えないものこそが、暮らしを支えているのです。

週末の打合せでは、140mmのサッシの移動の違いを感じていただけるように、お話するつもりです。
それが、誰かに選ばされるのではなく、ご自身で選んでいただける事につながると信じて。

見・観・診