There is a difference between knowing the path and walking the path.
There is a difference between knowing the path and walking the path.
「道を知っていることと、実際に歩くことは違う」
僕の好きな映画「マトリックス」の僕の好きなセリフ(モーフィアスの言葉)です。
情報は大量にフラットに発信・伝達され、例えば建築的な専門知識でさえも、その気に成れば大抵の事は調べる事が出来るようになりました。
(お恥ずかしい話ではありますが)新製品の情報など、お客様・お施主様から教わるってな事も、珍しく無く起こります。
“path”は、「道」という意味ですが、「経験」との意味もあります。
情報は入手出来ますが、経験は容易に得られるモノではありません。
実際に自分の足で歩んでこそ、得られるモノです。
情報を情報のまま使うのでは無く、情報に血を通わせてこそ、自分のモノになり得る。
つまり、ネットでの書き込みをそのまま利用する(例えば、ネットに落ちていたコンパクトな家事動線のプランをそのまま利用する)のでは無く、現在の自分の暮らしなどに落とし込んだり、自分の経験を照らし合わせる(例えば、現在の暮らしの家事の仕方・周辺環境・時間などなどを思い浮かべて、得た情報と比較する)事で、情報を自分のモノに上書きして行く事が、本当に大切な事だと考えています。
「道を知っていることと、実際に歩くことは全くと言っても過言では無いくらい違う」のだと弊社では考えて、打合せの際など、気を付けてお話したりしています。