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暮らしを育てる、エクリュのお手伝い。

今日はLIXILさんと武善さんが主催される研修会に参加してきました。
研修の内容は、エレルギー問題や地球環境の観点から叫ばれるエコについて、住宅の性能値を近未来的に急激にアップさせる中での対応策などを学びました。

エクリュのお住まいづくりのお手伝いは、基本的にニーズや想いのイニシアチブはお客様にあります。
エクリュとして「こんな住宅がいいですよ!」「あんな暮らしにしましょう!」と誘うというよりは、お客様の中に存在する顕在化したニーズはもちろんの事、潜在化したニーズを探って見つけだし、それをご提案すると言った順序で進めていきます。

しかし、昨今、国からの規制強化やトップダウン方式によって、メーカーやビルダーまでもがその方針に従わなきゃいけない風潮があるのは、それだけエネルギー問題や環境問題が差し迫っている問題なんだと容易に想像できます。

潜在化したニーズをどこまで掘り起こすのか?
子供の代、孫の代のことまで考えたお住まいづくりなら、きっと環境問題などは明らかにニーズと言える。
しかし、住まいや家族の考え方そのものが、家を継ぐ考え方などが希薄になり、核家族を考えたお住まいがほとんどの現在において、そこまでの物差しを持つことは容易なことではないのかも知れません。

そんなことを考えていると僕ら業界の役割などを考えてしまいます。
お客様より知識もある私たち業界が、お客様のニーズだけで住まいづくりを進めてもいいのか?
それともある程度はイニシアチブを持って、時代をつくっていくことも我々の仕事なのか?

そこでエクリュらしい方法を考えました。
それはお客様に知っていただくこと。
解っている範囲での政府の指針や方向性をお客様にお伝えすること。
それしかないと思いました。
知っていただいた上で、決められるのはやっぱりお客様にイニシアチブを持っていただく方法が、エクリュらしさだと思います。

これからもより詳しく様々な情報をお伝えしていきたいと思います。
お付き合いの程、よろしくお願いします!(笑)