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地域性には、「山」が大きな影響をもたらす。【結地の家】

結地の家は、南北にルーフテラスを有する住まいです。

では、なぜ南北にルーフテラスがあるのでしょうか。その理由は、オーナー様ご夫婦が土地探しをしていた頃までさかのぼります。

福井市三十八社町の風景【結地の家】

オーナー様ご夫婦は共に県外出身で、仕事の関係で福井に移り住まれました。したがって、土地選びにあたっては学校区や行政区よりも、福井らしい自然の景色を求めていらっしゃいました。

何度か候補地をご覧いただくうちに、お二人は「山」と「水」というイメージを大切にされていると感じました。最終的にご縁があったのは、泰澄大師生誕地である福井市三十八社町でした。

福井の自然風景と泰澄大師ゆかりの地

皆さまは「福井らしい景色」と聞いて、どんな風景を思い浮かべますか?

この土地からは「山」がよく見えます。そして、その山こそが、『結地の家』が南北にルーフテラスを設けた大きな理由でもあります。

南側ルーフテラスから望む日野山(越前富士)

南側のルーフテラスからは、越前富士と呼ばれる日野山を望めます。また、北側のルーフテラスからは、角原富士と呼ばれる文殊山が見え、さらに奥には大野富士と称される荒島岳も望むことができます。

これらは、泰澄大師が開山した越前五山のうちの二山であり、福井に「富士」の名を持つ約九山のうちの二つです。つまり、『結地の家』は福井の富士の名峰を南北両方から眺められる特別な住まいと言えます。

このように、土地選びから始まったオーナー様の想いが形となり、自然と寄り添いながら暮らすことのできる住まいが完成しました。