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「損得」ではなく「選択」する住まいづくり:鱗が剥がれると見える景色

家づくりを考えるとき、「どちらが得か?」とつい考えてしまうのは、ごく自然なことです。
けれども、その「損得」にとらわれていると、大切なものが見えなくなってしまうことが多いのです。

「得をしたい」という感情は、人間として当然のものです。
しかし、その感情が前面に出ると、自分にとって本当に大切な価値が霞んでしまいます。

例えば、住宅ローンを「損か得か」で考えると、金利や月々の支払いばかりに目が向きがちです。
確かに、「できるだけ負担を減らしたい」という感情は自然なものです。
しかし、その発想だけで家づくりをすると、「何のために家を持つのか」という本質が見えなくなってしまいます。

大切なのは、「支払いに見合う価値があるか」を考えること
ただ「安く済ませる」ことがゴールではなく、「その住まいでどのように暮らしたいか」を基準にすることで、住宅ローンという負担が「未来の豊かさを選択するための投資」に変わるのです。
家を持つことで手に入る「自分らしさ」や「心がほどける時間」が、日々の充実感や安心感を育んでくれるからです。

「シアワセ」は、与えられるものではなく、自ら選び取るもの。
損得ではなく、自分が大切にしたい価値を基準に選択することが、本当に豊かな暮らしを生むのです。

光拡の家」のオーナー様(お施主様)も、当初は一般的に言うローコスト住宅をご希望され、コストと自分らしさの狭間で葛藤していました。
先への不安から「可能な限り金額を抑えた住まいにしたい」という考えがよぎる一方で、「自分の価値観を反映したオシャレな家を持ちたい」という想いも強くありました。

エクリュとの対話を重ねる中で、「住まいが人生に与える影響」を一つひとつ丁寧に見つめ直し、「この家で過ごす時間が、人生そのものを彩る」という価値観に気づかれたのです。
そのとき、単なるコストでは測れない「選択の価値」を理解され、「未来の自分を信じて選ぶ」という決断に至りました。

結果、一般的に言う、単純に金額の総額を抑えただけのローコスト住宅ではなく、必要な部分に必要な費用をかけて不要な部分の費用は可能な限り金額を抑えた、オーナー様の価値観やアイデンティティが反映された「光拡の家になりました。

数字や「得」にとらわれず、自分自身の価値観を基準に「選択」することで、住まいはただの「建物」ではなく、心がほどける場所にもなります。
エクリュと一緒に、その「選択」の先にある豊かさを見つけてみませんか?