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お住まいのイメージはインテリアから。

クドイようですが・・・
エクリュではインテリアを含めてお住まいの計画を進めていきます。
(注:設計依頼書をいただいてからのサービスとなります。詳しくはお問合せ下さい。)

お察しの通り、今日はインテリアのお話をします。

(仮称)若杉の家も家具など、インテリアの想定をしてから設計を進めました。
まさかLC4(シェーズロング)を叔母から譲り受けるとは思ってなかったので・・・
LCではないソファーなどでインテリアの検討を固め、設計に落とし込んでしまいました。
残念。。。

そうやって想定したインテリアで進めていたのですが、限定品だったため在庫がなくなり、販売していないものも出てきました。
そこで、先々週ぐらいからインテリアの再検討・再構築を行いました。

全体的なイメージの構成や寸法などはあまり変えず、今ある家具などで構成を再検討。
思ったんですが・・・インテリアも土地と同様、タイミングや偶然性に引張られることが多くて、運命的出会いなんだなぁ~なんてしみじみ感じていました(笑)。

全体的な色調や彩度は変えないで構成しました。
と言うのも、建物は既に変更できない部分も色々出ていますから、ここで大きな変更をするのはリスクが高すぎますし、家族のイメージも固まっていたので、前回のインテリアのイメージから大きくぶれることはありませんでした。

イメージマップの成せる技でしょうか?(笑)

当初ダイニングチェアに持ってきていた色、数年前のミラノサローネでの差し色でもあるターコイズブルーはリビング側に持ってきました。
ダークグレートの相性もバッチリ。トーヨーキッチンさんのベネツィアン・モザイク、デイジーとも相まって、大人びた雰囲気になるはずです。

ダイニングはエクリュ・オリジナルのダイニングテーブルに合せて、少し挑戦的なコーディネートをしてみました。
色合いはリクシルさんのシステムキッチンの色との関係性も意識し、スペイン製の生地(サンゲツさん)でイスの張り地を張ってもらうことにしました。
ちょっとミッドセンチュリーな雰囲気のする張り地です。

コストの関係上、机の天板は無垢のタモ材になりましたが、カリンのような赤っぽい着色ウレタンを塗装しようと思っています。
また、ロールで削ったグラマラスなフォルムの足は、つや消しブラックで塗装し、主張を抑えようと思っています。

リビングの延長にあるルーフテラスは、ディマンシュさんのご提案を採用させていただき、フィンストーン(ボール・チェア)を持ってこようと思っています。
目線を引き付けるポイントにもなり、アーチとも相性がよく、かなり楽しい雰囲気をつくってくれると思います。

日光の入り方はバッチリ。
直射を比較的避け、天空光で明るく感じるようにしたので、LD(リビング・ダイニング)の雰囲気は大人っぽい感じになると思います。
また、照明のレイアウトやライトコントロールシステムもインテリアにアクセントを与えてくれるはずです。
Kartellのシャンデリア(ブルーム)も楽しみです(笑)。