ホームパーティをしたいと思うなら【第1話】
「君が涙の時には、僕はポプラの枝になる」
ポプラの葉で無いと癒せないのが分かってるのに、ポプラの枝になるのがポイント。
「孤独な人につけ込む様な事は言えなくて」
だから、精一杯がポプラの枝である事に、気付いているのに「横山君の様な人を好きになれば良かったのになぁ〜」と残酷な言葉を残してソイツのもとに行ってしまう彼女。
僕もバカだから、それでも彼女のシアワセを祈っている。
彼女も大人を通り越してオバさんになり、ポプラの枝にも気付けるし、「君の心がわかると容易く誓える男」の言葉の薄さにも気付ける様になった。
僕も、大人を通り越してオジサンになって、ポプラの枝では無く、つけ込む事なく導ける力を、あの頃よりは身に付けられたのかも知れない。
だから今のぼくなら、「新居を建てたらホームパーティをしたい」と思っているあなたにも伝える事が出来るかな?