今西家書院
実家への帰路の途中、高校時代からの友人のご実家であり、国の重要文化財である「今西家書院」に伺いました。
友人ご本人は此処にはおらず、義理のお姉様が連絡を取ってくれた事で、少し、友人とのやりとりが叶いました。
「今西家書院」は興福寺大乗院家の坊官を務められた福智院氏の居宅だった建物。
昭和12年には、民間所有の建造物初の国宝の指定受け、その後、文化財保護法の施行で、重要文化財となった室町時代の書院造りの建物です。
吉村障子と部分的に同様の考え方の障子が、室町時代から存在していた事を、この度、「今西家書院」のご説明をいただき、(勉強不足で申し訳ありませんが)初めて知りました。
吉村順三氏も、「今西家書院」にお越しになり、そのアイデアを膨らまされたのかも?などと、適当な妄想をしました。
建具屋さんに見ていただこうと、障子の写真を何枚か撮らせていただきました!
お恥ずかしい話、いつも家族との時間もままならず、実家のある奈良に帰って来てもいつも忙しないのですが、おかげさまでこの度は、少しだけステキな時間を過ごす事が出来ました。