落ち着くということは・・・
「想像力の家」の和室は2畳しかありません。
また、天井の高さや窓の位置や照明計画、壁などの色合いは全て和室内を暗くし、狭く見せるように工夫しました。
「想像力の家」のLDKは吹抜けになっており、その吹抜けから各部屋(居室)へ入るイメージとなっています。
つまり、全ての部屋が吹抜けでつながっています。
それはご家族は一緒に過ごすものとのお施主様の考えからですが、そのためファブリック・スペースが広がりすごく大きな広がりのある空間になりました。
広がりのある空間は爽快感や開放感といった感覚は覚えますが、落ち着きや安心感といった感覚は欠しくなってしまいます。
そこで、ファブリック・スペースの中にまったく逆のスペースを設けました。
この2畳の和室。
妙に安心感があり、落ちるように寝てしまうほどです。