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食の素材が、住の素材。



「食粋の家」は、近い将来、料理教室を開く夢を持つお施主様の住まいです。
ですので、食を通じての「おもてなし」は、「食粋の家」で最も大切なファクターのひとつでした。

敷地の周辺の風景も、まるで「おもてなし」を演出するかのように存在していました。
だから、間取りをするのはとても自然な作業でした。

「粋(すい)」とは、混じりけのないこと。

ディテール・マテリアル・カラースキームなど、それら全てが「食」をもとに検討を進めていきました。