天井に持たせる意味
「集流の家」２年点検レポートと天井デザインのオシャレポイント
先日、弊社で施工した「集流の家」の２年点検に伺いました。おかげさまで建物は良好な状態を保っており、点検結果も問題ありませんでした。オーナー様、ご協力ありがとうございました。
天井デザインに隠された工夫とは？
建築では天井のデザインに様々な役割があります。例えば武家屋敷の天井は、天井高や仕上げで使用者の身分を示してきました。茶室の天井もおもてなしの心を表現する重要な要素です。
集流の家の天井は２段構造で誘導を演出
「集流の家」のポーチ天井は２段構造で、板が刺さったようなデザインが特徴です。この板状天井は玄関内部まで続いています。
さらに、ライン照明でこの板状天井をライトアップし、訪れる方や帰宅した家族を内部へと自然に誘導する役割を持たせています。
天井の形状・素材・照明で空間を美しく演出
このように、天井に意味や役割を持たせることで、形状や素材、色彩が変化し、空間全体の雰囲気が豊かになります。「集流の家」の天井デザインは、機能的でありながらもオシャレな美しさを兼ね備えています。
こうした細やかなデザインは、住まいの心地よさを高める大切なポイントです。