クロスが貼りあがりました|光と灯りのコントロール

クロスなどの壁や天井の仕上げ工事が完了した帰自(きじ)の家。
現在は、玄関土間などの左官工事を行なっております。
帰自の家は、日光(ひかり)の取り入れ方や照明計画(あかり)などが、落ち着きを生むようにコントロールされています。
また、平屋であるので、周辺の住宅から見下ろされる目線からのプライベート性の確保をしながら、空間を落ち着きを持たせて明るくする事も実現しているお住まいです。
壁や天井のクロスが完成したことで、落ち着きのある明るさの確保が成功していることが確定して、嬉しく思います。

つまり、落ち着きのある日中の明るさを決定付ける要因は
① 窓の位置
② 空間の形状
③ 壁・天井の質感と色
となります。
クロスを貼り終えたことで、この3つの要素が全て出揃い、結果が出たと言うわけです。
次は、夜間の落ち着きのある照明計画(あかり)を残すまでです。
「家に帰る」が「自分に還る」であること
帰自の家は、その名が示す通り、ありのままの自分に戻れる場所を目指した住まいです。
そこで、検討されたひとつが「ひかりとあかりによる演出」です。
ひかりは天空光で取り入れること
あかりは間接照明を主として、周囲にぼんやり散らすこと
それら2点で、癒しや落ち着きを感じられる空間とし、自分に還るお手伝いをと考えました。
照明計画が明確になる通電が楽しみです。