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箱樋

(仮称)春日2の家には、外観からは分からない光庭があります。

隣地の建物が迫っている(仮称)春日2の家。
日光が空間に行き渡らせる事。
また狭小地にあって狭さを感じさせない広がり。
以上を可能にするのが、この光庭です。

庭と言っても、植栽などがある訳では無く、ウッドデッキのみが施工される予定です。

光庭(吹き抜け)の上部の庇に箱樋があります。
上写真の屋根にある溝が、その箱樋です。

これは光庭に雨樋などが出てきて、ごちゃごちゃする事で、せっかくの広がりの演出を抑える結果にならない様に設けています。

光庭は吹抜けなので、雨が降ると、光庭に降り注ぎます。
工事中、そうなると不便なので、屋根の上に仮設で屋根を設けています。

吹抜けは、風を通すのにも役割を果たしているので、仮設の屋根も風通しを残した屋根になっています。

屋根に上がると、工事が急ピッチで進められている北陸新幹線の高架橋が真っ直ぐ見えます。