暮らしの学校
【エクリュギャラリー企画】遠州七窯のひとつ「上野焼」宗家・渡仁氏の個展と講演会を開催します

上野焼宗家を訪ねて──福岡・渡窯へ
10月18日から、上野焼(あがのやき)の窯元を訪ねて、福岡へ行ってまいりました。
九州の陶芸といえば、まず唐津焼や有田焼、伊万里焼を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、今回の目的はそれとは少し異なります。
というのも、実は父とともに、「遠州七窯(えんしゅうなながま)」をめぐる旅を企画しており、その一環として上野焼へ向かったのです。
遠州七窯とは?
遠州七窯とは、江戸時代中期の茶人・小堀遠州が好んだ茶器を焼いたとされる七つの窯のことです。
これまでに訪れたのは、赤膚焼(奈良県)と朝日焼(京都府)。
そして今回、上野焼(福岡県)で三つ目となりました。
上野焼のはじまりと由緒
上野焼は、千利休のもとで茶の道を極めた細川忠興(ほそかわただおき)と、文禄・慶長の役で渡来した李朝陶工尊楷(そんかい)との出会いから始まった窯場です。
また、小堀遠州も愛したとされ、茶器としても由緒ある焼き物です。
さらに現代においても、その気品と品格を受け継ぎながら、絶えず進化を続けています。
上野焼宗家十二代 渡 仁(わたり・じん)氏に会う
今回訪れたのは、上野焼宗家・渡窯(わたりがま)。
2012年に宗家を継承された第十二代 渡 仁先生に直接お会いし、作品や哲学に触れることができました。

繊細で静謐、そして時に力強さも感じさせる器の数々。
その背景にあるストーリーを、実際に伺えたことは非常に貴重な学びとなりました。
2025年1月、エクリュギャラリーにて個展と講演会を開催
そしてこのたび、年明けの2025年1月11日(土)〜26日(日)に、渡仁氏の個展をエクリュ・ギャラリーにて開催する運びとなりました。
企画は、EX LIBRIS(エクスリブリス)さんによるものです。
展示期間中には、講演会と食事会も予定しています。
この機会に、ぜひ上野焼の深い世界に触れてみてください。
【イベント情報まとめ】
- 個展会期:2025年1月11日(土)〜26日(日)
- 開廊時間:13:00〜18:00
- 休廊日:14日・15日・20日・21日・22日
■ 特別イベント①:講演会
日時:1月11日(土)16:00〜17:00
内容:
陶芸家 渡仁氏 × 美術家 友高博之氏 × 建築デザイナー 横山哲明によるクロストークを予定しています。
■ 特別イベント②:渡仁作品を使った食事会
講演会のあと、エクリュ・ダイニングにて渡仁作品を使用した食事会を開催いたします。
会費:3,500円(税込)
定員:予約制・先着順です。
予約方法:
お電話(0776-36-9001)またはメール(info@ecru-arc.co.jp)にてご予約を承っております。

まとめ──伝統と現代が響き合う「器」との出会い
上野焼は、静かながらも深い存在感を放つ陶芸です。
その魅力を福井で体感できる、またとない貴重な機会です。
器と建築、美術が交わる特別な場。
皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。