壁が必要です。
我が家(遊び心の家)には、唯二の家のオーナー様にいただいたオーナー様の作品が、ダイニングの壁に飾ってあります。
アクリル画です。
遊び心の家を設計した当初から、この壁には絵を飾る事は計画していました。
想定していた絵は、クロード・モネの睡蓮。
ある日、唯二の家の点検に伺った時、飾ろうと思っていたイメージ通りの絵を描かれているのを見つけてとても興奮しているのをオーナー様が見られて、譲ってくださいました。
本当に嬉しく、妻とよく見ています。
光の加減か?
気持ちの加減か?
日によって違って見えてくるので、飽きが来ません。
インテリア雑貨に載っているインテリアの写真には、建物や空間だけではなく、家具や雑貨、観葉植物、そして絵画などの美術品、調度品も写っています。
空間の雰囲気をつくるファクターに絵画などはとても重要です。
でも、一般の方の家の写真などには、あまり絵画や写真などが写っているのを見たことがありません。
お子様が描かれた絵や書道の作品、お子様や家族の写真などが飾ってあるのは目にしますが、美術品が飾られている写真は、あまり目にしません。
(弊社のオーナー様のお住まいでは絵画などは飾られています。)
チョットもったいないと感じます。
お住まいを計画される際、絵画などを飾る壁と飾ろうと考えている絵画なども検討しておくと、1UPも2UPもグレードアップされた空間になるはずです。
大きな窓で開放感や借景を得る事も重要ですが、壁を設けて絵画や写真など美術品を飾る事も、インテリアをつくっていく上でとても重要な事だと思います。