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Q:あなたの家(部屋)は、くつろげますか?

Q:あなたの家(部屋)は、くつろげますか?

NHK放送文化-国民生活時間調査報告書内データを基に算出した、この様な数字があります。
人生の66.85%(3分の2以上)の時間を、家で過ごしている

もしあなたが家(部屋)でくつろげていないなら・・・
それは人生の3分の2以上の時間を、落ち着けない中で過ごしておられる事になります。
そうだとしたら、それは大変な事です。

どうして家や部屋でくつろげないのか?
どうすればくつろげる様になるのか?

今日は、その辺りを検討したいと思います。

くつろげない理由は、以下のような要因が考えられます。

1.物がごちゃごちゃしている
2.掃除が行き届いていない
3.インテリアの方向性が整っていない
4.良く座るイスやソファーの座り心地が悪い
5.生活感が感じられない

それではひとつずつ、解決策などを考えて行きます。

1.物がごちゃごちゃしている

人は毎日、決断を繰り返しています。
また、そのほとんどが無意識の決断です。
1日に1万回~3万回以上、無意識の決断を行っていると言われています。

物が多いと、この無意識の決断も増えます。
歩くだけでも、足の踏み場を探したり、情報処理を行っています。
また、物の位置を把握しづらく、探し物が増え、ストレスが増加します。
この事が、くつろげない大きな要因になっています。

A:必要な物や量を見極める

弊社では、お住まいを検討する際、部屋ごとにある物と量、使う頻度の把握をしていただいています。
可能であれば、物(情報量)を減らし、新居では、物の把握が出来る環境を図っていただいています。

物との付き合い方は、人付き合いにとても似ています。

どうでも良い人に時間を取られたり、どうでも良い人に囲まれて暮らすのは、本当にストレスを感じます。
逆に、好きな人との時間は、終わらないで欲しいと思います。

物との関係も実は同じです。

上でも述べたように、多くのどうでもいい物に囲まれると、情報処理に手こずり、ストレスが増して行きます。
逆に、とても気に入った物だけに囲まれた暮らしは、とてもシアワセです。

自分にとって必要な物(NEEDS)を正確に把握する事は、くつろげる家、きちんとした暮らしには不可欠です。

2.掃除が行き届いていない

掃除が行き届かなくなる理由は、色々ありますが、出来る事のひとつは、床に物を置かない事があげられます。
床に物があると、掃除機をかける時など、一手間も二手間も増え、面倒で、その事で掃除が億劫になってしまいます。

汚れている箇所を許すと鈍感になり、汚れている箇所が増幅しだします。
ですので、床に物を置かない事は、ひとつポイントになります。

もうひとつあげると、掃除が報われやすい様にしておく事も、重要かも知れません。

いくら掃除をしてもキレイにならないと、「もういいや!」と投げやりにならないとも言えません。
ですので、掃除が報われやすい状況にしておく事、掃除がしやすい状況にしておく事は、とても重要な事と言えます。

A:床に物を置かず、掃除が報われやすい状況にしておく事、掃除がしやすい状況にしておく

3.インテリアの方向性が整っていない
4.良く座るイスやソファーの座り心地が悪い

弊社は、お住まいのプランニングをする際、家具などインテリアも含めて打合せをしています。
また、イメージマップを作成し、イメージの共有を図っています。

その為、インテリアの方向性が整わない写真が見当たりませんでした。

次に、ソファーなどの座り心地は、重要です。
一方で、インテリアの全体の見た目なども重要で、「3」と「4」は相反する事も少なくありません。
それが難しいポイントです。

良いデザインとは、機能を満たしてこそ良いデザインと言えます。
見た目だけ整えた物は、良いデザインとはプロ的には表現しません。
良いデザインのソファーなどを一緒に探しましょう。

5.生活感が感じられない

意外かも知れませんが、生活感が無さ過ぎるのも、落ち着かない理由となり得ます。

余白などは、インテリアを考える時にとても重要ですが、殺風景になってしまっては、緊張感が高まり過ぎて落ち着かなくなります。
観葉植物などで、余白を埋めると、落ち着きを得れたりします。

「人生の66.85%(3分の2以上)の時間を、家で過ごしている」
そんな場所だから、くつろげたり落ち着けたりする事は、あなたの人生に大きな影響がある事は、間違いありません。

弊社では、家が住む方にとって安らげる場所で有り続ける様に考え、ご提案をしています。
暮らしが健やかであり続けていただきたいと考え、お住まいに出来る事を考え続けています。