「いいね!」の数が多いことより、「いいね!」の熱が多いこと。
エクリュが提案するのは、「内観の知」からなる住まいづくり。
その理由を今日は綴りたいと思います。
「数」はとても重要なファクターです。
民主主義国家である以上、「数」の力がものを言う場面は少なくありません。
でも、数が増えれば増えるほど、本質がどこかに薄れていってしまう——
そんな感覚を覚えることはないでしょうか?
偏見かもしれませんが、僕個人としては「本質をキープしたまま数を増やす」ことがどうしても難しいと感じてしまいます。
……まぁ、僕の実力不足かもしれません(笑)
けれど、これだけは確かに言える。
「数」のために自分を失うことはしない。
他人と同じになろうとして、自分の3/4を失わないために
哲学者ショーペンハウアーの言葉に、こんな一節があります。
私たちは、他人と同じようになろうとして、自分自身の4分の3を失ってしまう。
エクリュでお住まいを建てられた方々(オーナー様)を思い浮かべると、
この言葉の「逆」を行っておられる方が多いと感じます。
自分を見失わず、かつ高い社会性を有している。
つまり、「社会に適合しつつも、自分らしさを決して失わない」。
これは実はとても難しいことで、意識していなければすぐに“他人の正解”に巻き込まれてしまうものです。
エクリュの家づくりは、「内観の知」がベースにある
エクリュの住まいづくりは、「内観の知」が軸です。
自分たち家族の価値観を丁寧に言語化し、それを基に住まいの形を考えていきます。
これは、いわば“自家移植”のようなプロセス。
自分たちの価値観で構成された住まいには、違和感も拒絶反応もなく、むしろ安心感と快適さがずっと続くのです。
そのために必要なのは、
「自分を、より深く、より詳しく、より正確に知ること」。
エクリュでは、そのための打合せの仕方やツール、仕組みを用意しています。
家族以外の誰かに“ほめられる”ためじゃない
エクリュのオーナー様たちは、お住まいづくりにおいて
- 誰かにほめられたい
- 羨ましいと思われたい
といった動機を、ほとんど持たれていません。
皆さまの興味は、「自分を知ること」にあります。
結果として完成したお住まいは、ご自身たちの分身のような場所となり、
そこでは永くくつろげる、理想の暮らしが自然に継続されていきます。
自分らしくあることが、結果的に評価されていく
不思議なことですが、
他人の目を気にせず「自分らしさ」を追求した方々は、
結果的に他人からも高く評価されていることが少なくありません。
その姿勢は自然体で、媚びがなく、堂々としていて、とてもクールです。
4分の3を失わず、自分らしく生きていこう
“身の丈”で生きることに潔さを持つ。
“過大評価”をラッキーとはせず、“正当性”を大切にする。
“自分らしく生きること”に誠実である——
そんなオーナー様たちと日々接しながら、僕は思うのです。
4分の3を失わないで。
自分にかかる負荷を抑えて。
そんな風に生きていきませんか?