美しさは、選択の“手応え”の中に。
美しさは、選択の“手応え”の中にある。
ふとした瞬間に、「あ、これだ」と思うことがあります。
説明できるわけではないけれど、
どこか腑に落ちる、しっくりくる感覚。
それは理屈ではなく、“美しさの手応え”なのだと思います。

家づくりの打合せで、間取りが整い、生活動線が整理され、
図面上は完璧に見える瞬間があります。
でも本当に大切なのは、
その「完成」ではなく、
そこからもう一歩、感覚が導く先を見つめること。
たとえば照明の配置や種類。
光の質や種類が重要です。
更に空間の重さ軽さ。
天井の抜け方などもそれに当たります。
それらにより光が、食卓にどう落ちるか?
それは数字や論理で決めることではなく、
「この方がきっと気持ちいい」と感じる、
感覚の領域の設計です。
エクリュでは、その“しっくりくる瞬間”を見逃さないようにしています。
お客様が集められたイメージ画像の中に、
ご本人も気づいていない“美意識の断片”がある。
私たちは、それを静かに拾い上げ、
まだ言葉にならない“感覚”を、
形にしてご提案するのです。
それは「新しい提案」というよりも、
「もともと心の中にあった答えを見える形にする」作業。
美しさは、頭で考えて選ぶものではなく、
心が選んだ時にだけ、存在するのだと思います。
エクリュの家づくりは、
お客様の“確信”を見つけるための旅のようなものです。
その確信は、
図面でも仕様でもなく、
ある日ふと、「これが自分たちの家だ」と感じる手応えとして訪れる。
美しさとは、
その瞬間の静けさの中に生まれるのかもしれません。
そして、美しさは選択の手応えの中にあるのだと感じます。