暮らしをリアルに感じるプランニングのために。

2025年04月13日

昨日は、五感で感じる家づくりの未来を実感するような、濃密で充実した一日でした。

PanasonicリビングフェアとTOTOショールームを訪ね、お施主様とともに設備や暮らしについて深く触れたあと、ご自宅や我が家（遊び心の家）を舞台に、五感を使って「これからの暮らし」をつくる打合せを行いました。

Panasonicリビングフェアは、福井県産業会館という大ホールで開かれる、北陸最大級の設備イベントです。パナソニック製品で家一軒が成り立つと言っても過言ではないほど、多種多様な展示が並びました。

中でも印象に残ったのが、五感にも響く「フロントオープンの食器洗い乾燥機」。ミーレやボッシュといった海外製とも異なる、日本の繊細な感覚に合った設計です。和洋中を問わず多様な食器に対応し、まさに「日本の暮らしに合う設備」だと感じました。

単なる機能にとどまらず、五感に訴えかける設計がなされている点が印象的でした。

午後はTOTOショールームへ。ここではPanasonicとは対照的に、静けさの中に深い思想が宿っていました。

性能だけでなく、「人のふるまい」や「感覚への寄り添い」に重きを置く設計思想。五感を通して日常に寄り添う、そんな空間づくりが伝わってきました。

TOTOの製品には、直接暮らし手と対話するようなやさしさがあります。企業のスタイルの違いも、五感を通じて比較できる体験となりました。

ショールームを巡ったあとは、お施主様のご自宅へ訪問。現在の暮らしを実際に五感で体感することで、「広さ」「明るさ」「高さ」などの基準を共有することができました。

基準が「二条城」なのか「遊び心の家」なのかでも、感じる広さはまったく異なります。ご自宅を拝見できるのは、本当にありがたいことです。

最後は、我が家「遊び心の家」へ移動しての打合せ。花粉の時期や全館空調など、今の暮らしに対応した工夫を五感で体験していただきました。

特にこの日は「洗濯動線」がテーマ。実際に何度も空間を歩き、動作を確認される姿が印象的でした。

エクリュの家づくりは、「間取り」より「空間と動き」を大切にします。五感で確認しながら、「どう動くか」「どう感じるか」をご一緒に探っていきます。

今回の打合せでも、図面よりも空間で感じる体験が、プランの納得感を深めました。

まずは家づくり相談会へ。五感で感じる暮らしを、私たちと一緒に描いていきませんか？

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