良く耳にする「ありのまま」はありのままじゃない。むしろ逆方向を向いている。
「ありのまま」は、ありのままではない──選挙カーに気づかされたことー自分らしさとは?ー
来週末は選挙ですね。
会社の前を何度も選挙カーが通って行きます。
そのとき、聞こえてきたある候補者の公約に、ふと立ち止まって考えさせられました。
そして、気づいたんです。
みんなが言う「自由」は、案外不自由だ。
「ありのまま」は、ありのままじゃない。
むしろ逆なんじゃないかって。
耳触りの良い言葉が、心を縛っている
「自分らしく」「ありのままに」──
世の中にあふれるその言葉たちが、実は人を「型」に閉じ込めているように感じます。
- 「自分らしさ」って、SNSで誰かの投稿をコピーすることじゃないはず。
- 「ありのまま」でいると言いながら、実は他人の評価に追われている。
- 「好きなものに囲まれる暮らし」が、褒められるもの集めの浪費になっている。
つまり、「ありのまま」「自分らしさ」という耳触りの良い言葉の本当の意味は、
そう簡単には手に入らないものなのだと、改めて思うのです。
問い直す時間と、環境と
本当の「自分」を見つけるためには──
- 静かに問い直す時間が必要で、
- 人と比べず、むしろ人を意識せず、
- 自分の内側から聞こえてくる声に耳を澄ますことが大切
そんな「気づき」と「環境」が、必要なんだと思います。
だからこそ、エクリュは、
住まいづくりのタイミングこそ、「真のありのまま」や「本当の自分らしさ」の実現をめざす絶好の機会だと考えています。
- 「自分らしさ」を住まいのかたちに落とし込む作業は、決して簡単ではない。
- でも、それが「ほんとうに自分でいられる」家になる。
「内観の知」
「楽」ではなく「選ぶ」こと
僕はこう思うんです。
「楽」なんて、実際にはこの世に存在しない。
「楽」を選んでも「大変」。
頑張るのも当然「大変」。
結局、どちらにしてもツケは払うことになる。
だからこそ、要は──
どっちの「大変」を選ぶのか。
それが、自分らしい選択なのかどうか。
僕は、
僕らしく生きるために、できることを積み重ねます。
そして、
自分をかちとろうとする方の力になるために、尽力します。
