浮世のなかで、守りたいもの。 ーー 家族と「家」の関係を考える。
家族は、最後の砦。
家族が集まるって、やっぱりいいものだなぁ——
スーパーヘビーなスケジュールをこなしてクタクタで帰ってきた夜、
ふと、そんなことを感じました。
人って、やっぱり不安定で。
だからこそ、「家族」は最後の砦なんじゃないかと思うのです。
誰も独りにしない。(独りにならない)
一緒にご飯を食べる。
孤独と飢えは、きっと人を壊してしまうから。
浮世の中では、いろんな人間関係が現れたり消えたりしていく中、
ずっと変わらずそこにいてくれる存在、
それが、家族です。
しかし、そんな家族ですら、
ときに「忙しさ」や「距離」や「すれ違い」でバラバラになってしまうこともあります。
僕自身、かつては甘えから大切なものを後回しにしてしまっていました。
そこで気づいたんです。
「大切なものを、大切にさえすればいいんだ」と。
それから僕は、自分の中に一つの軸を立てました。
名付けて「FF(Family First)」。
家族第一主義です。
多くを求めすぎず、家族が寂しくならないラインで、誠実に選ぶ。
そんな暮らしのあり方を、今も頑張って実践しています。
だからこそ、家は大事。
家って、単なる“箱”じゃありません。
みんながちゃんと「帰りたい」と思える場所かどうかは、とても大きなことです。
もし家がいつも散らかっていて、寒々しくて、心が落ち着かなかったら…
きっと、人はそこに帰りたくなくなるでしょう。
そうなると、家族の時間はどんどん少なくなってしまい、
心の距離も知らないうちに、遠のいてしまいます。
逆に、家がちょうどよく整っていて、居心地が良くて、
自然と「ただいま」「おかえり」が言い合える場所だったら——
家族はきっと、もっと笑っていられるはずです。
暮らしの質は、家族の絆につながっています。
そして家族が満たされていれば、社会も少しずつあたたかくなっていくでしょう。

家族が大事。だから、家が大事。
家をつくるというのは、単に壁や屋根を設計することではありません。
「誰を守りたいのか」「どんなふうに一緒にいたいのか」——
そういった心の深いところをカタチにしていくことだと思います。
僕たちは、そんな住まいづくりをお手伝いしたいと考えています。
家族の温度を感じる、そんな家を一緒につくっていきたいのです。