二世帯住宅 間取りの工夫と実例|双幸の家・健承の家
北海道から届いた二世帯住宅 間取りのご質問
今日、北海道にお住まいの方から、二世帯住宅の間取りについて、資料請求とご質問をいただきました。
とても嬉しく、ありがたい気持ちになりました。
ご質問は、「二世帯住宅の間取りを知りたい」という内容でした。
できる限りご希望にお応えしたいところですが──
私たちエクリュでは、防犯などの観点から、オーナー様のお住まいの間取りを一般公開することはしておりません。
ですが、ただ「お見せ出来ません」とお答えするだけではなく、何かできることはないかと考えました。
そこで今回は、実際に二世帯住宅を建てられたオーナー様の事例から、間取りにつながる“考え方”や“背景”をご紹介しました。
二世帯住宅の間取りは「重なる」よりも「寄り添う」

まずご紹介したのは、双幸の家です。
こちらのオーナー様は、実際にしばらくの間、親世帯、子世帯で同居生活をされました。
そのなかで、「音が気になる」「生活リズムの違いによるストレスがある」といったリアルな声をお聞かせいただきました。
私たちはその経験をもとに、上下階のくつろぎ空間を重ねずにずらすなど二世帯住宅の間取りの工夫をしました。
双幸の家の外観や立体構成をご覧いただくと、こうした工夫が形になっていることが分かります。

「ズレることで、ぴったり合う」
そんな住まい方の工夫が、建物のかたちにもそのまま表れています。
二世帯住宅の間取りに見る、距離とつながりのバランス

もうひとつご紹介したのが、健承の家です。
こちらは、完全分離型の二世帯住宅で、玄関・キッチン・浴室など、生活空間がすべて親世帯と子世帯で分かれています。
とはいえ、「まったく交流しない」というわけではありません。
室内でひとつの鍵付きドアでつながっており、必要な時にはすぐに声をかけあえるようになっています。
この二世帯住宅の間取りは、「お互いの暮らしを尊重しながらも、つながれる」──そんな距離感を大切にした設計となっています。
※なお、完全分離型の二世帯住宅は、
地域によっては共同住宅扱いになることもあります。
事前に行政庁などに問合せをおすすめします。
図面の外側にある、大切なこと
たとえ間取り図があっても、「そこに住む人がどう暮らしているか」までは分かりません。
むしろ、図面の“外側”にある思いや背景をくみ取って、形にしていくことが大切です。
今回の北海道からのご質問を通して、私たちもその原点を改めて見つめなおすことができました。
遠く離れた場所からでも、住まいについて真剣に考える方がいる──
そのことが、私たちにとっても大きな励みになっています。
本当に、ありがとうございました。