46.5%の人が「人を招けない家」に──その理由と、整う暮らしへの第一歩。
家を建てた人の46.5%
なんの数字だと思いますか?
あるデータによると、家を建てたのち数年経つと、46.5%の人が「人を招けない状態」で暮らしているそうです。
えっ?!と思われた方も多いのではないでしょうか。
家を建てたのだから、理想の暮らしをしているはず──
そう思いきや、実際には半数近くの方が、片付かない・人を招けない状態にあるのです。

ちなみに、かつての僕もその46.5%の一人でした。
賃貸時代は散らかった部屋で、人を招けない暮らしでした。
だからこそ「二度と同じ失敗はしたくない」と、家づくりではあらゆる知識を注ぎ込みました。
その結果、今の「遊び心の家」では、いつでも人を招ける暮らしを実現しています。
今日はその“整う暮らし”のヒントを、少しだけお伝えします。
日常は、意識に上がってこない。
エクリュでは、お住まいづくりを始める際に「現在の暮らし」を可視化するため、
部屋ごとの写真と、そこにある物のリストをお願いしています。
僕自身の家づくりのときも、その手法を試してみました。
けれど──不思議なことに、自分の家のことは何も見えてこない。
日常は、あまりに当たり前すぎて、意識に上がってこないんですね。
そこで僕は、写真ではなくスケッチすることにしました。
絵を描くという行為は、つまり「認識する」ということ。
当たり前を意識化することから、僕の家づくりは始まりました。
バスクリン7缶の衝撃。
洗面脱衣室をスケッチしていて、驚いたのです。
描いた絵の中に、バスクリンの缶が6つもある。
1坪(2帖)の空間に、6缶。
しかも、隣の収納の中にも1缶。合計7缶。
自分の暮らしなのに、描くまで気づけなかった。
「片付かない」と感じていたのに、その原因を見ようとしていなかったのです。

“整わない暮らし”の2つの理由。
この体験から見えてきた、重要なポイントが2つあります。
- 日常は意識に上がってこない。
- 自分の能力(キャパシティ)を知る必要がある。
当時の我が家は、物が多すぎて散らかっていました。
収納が足りないのではなく、自分たちのキャパシティを超えていたのです。
自分の生活リズムや、片付けに使える時間、家族の性格。
それらを冷静に見つめないまま「理想の暮らし」を夢見ても、
やがて現実とのギャップに押しつぶされてしまう。
夢ではなく、現実の中に希望を。
「内観の知」という言葉があります。
自分自身を知ることから、すべてが始まる。
僕はこの言葉を、家づくりにも深く重ねています。
エクリュでは、この「内観の知」を軸に、
ヒアリング、言葉の使い方、打合せの仕組みまでを設計しています。
それは、僕自身が46.5%。つまり人を招けない暮らしの中から抜け出し、
整いとウェルビーイングを実現できた経験から生まれたもの。
自分を知ることは、制限ではなく、自由への出発点です。
整う暮らしは、夢ではなく、現実の中でこそ見つけることができる。
エクリュの打ち合わせで、“自分を知る”体験を。
もしあなたが、理想の暮らしを思い描いているなら。
その前に、まず「自分を知る時間」を持ってみてください。
エクリュの打ち合わせでは、図面やデザインの前に、
暮らし方・思考・習慣の中にある“本当のニーズ”を引き出します。
それは、家づくりを超えて、あなた自身の暮らし方、延いては生き方を見つめ直す体験になるはずです。
