家を建てる意味とは|「帰る場所」があるからこそ自由になれる
家を建てる意味|「帰る場所」があるからこそ自由になれる
鳥のように羽があれば何処にだって行けるけど
帰る場所が無ければきっと何処へも行けない
ただただ生きるのは嫌だ
by ヒグチアイ
「家を建てる意味」について考えた今日の打合せ。そこでは、縛っているのは外的な状況ではなく、自分の心だという話になりました。
実は、不自由の中にこそ本当の自由があるのかもしれません。
色んな場所へ行けることに意味を持たせるには、帰る場所の存在が不可欠です。僕にとっての帰る場所は、かつて分からなかった故郷の代わりに、今は自分でつくった「我が家」です。
ルーツは武蔵野。
お墓は東京、生まれは大阪、実家は奈良。
そして、最も長く住んでいるのが今の住まい、福井です。
だから、かつては「日本全体」が故郷のような気持ちでした。
しかし、昨日のブログにも書いたように、今は我が家が避難場所であり、帰るべき場所だと感じています。そう思えるようになって、ようやく「行く」と「帰る」の感覚が自分の中に根付きました。
たとえば、テレビのプラグを抜くことで我が家に静けさが戻り、自分自身に立ち返ることができます。
この安心感こそが、家を建てることで得た本当の価値だと感じました。
ただし、家を建てること自体を目的にしてはいけないという点も、打合せでは強調させていただきました。
目的は「自由」や「安心」、「帰る場所」であり、家はその手段であるべきです。