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大勢の来客者を想定したお住まい

オーナー様のご厚意のもと、23日(sun)まで内覧会を開催中の「趣適の家」です。

「趣適の家」は、玄関土間(兼トレーニング・スペース)とリビングが、可動間仕切りによって区分けされています。
これは、シチュエーションによって空間を変化させる為です。

例えば、自転車のトレーニングに集中したい時や、リビングでしっぽり寛ぎたい時は、可動間仕切りをクローズにして、玄関とリビングを完全に分けます。

例えば、自転車仲間が大勢遊びに来て、自転車の整備をする人がいたり、ソファーで前回のレースをテレビで見直したり、ウッドデッキや更に観音開きの建具を開いたその向こうに予定しているバーベキューコーナーで、バーベキューを楽しみながら歓談をしたりと、大きく空間を広げたい時には、可動間仕切りをオープンにして建具を開け放つと言ったことも出来ます。

大勢の来客者を想定したお住まいとしては、「卓色の家」もあげられます。

卓色の家」は、ご夫婦で同じ会社にお勤めされており、その会社で“日本酒の会”なるサークル活動をされておられ、そのメンバーが集まる事を想定したお住まいです。

卓色の家」の場合は、ダイニングテーブル兼キッチンカウンターテーブルに可変性があり、普段は、ダイニングテーブルとキッチンカウンターテーブルを分割出来るつくりになっています。

赤い矢印(↓)の部分に、微かに継いだような線が見て取れると思います。
これは、家族のみでの日常的な暮らし(ケ)の際には、この部分を取り外す事が出来、普段の暮らしがしやすい様になります。

こんな風に、大勢の来客者を想定したお住まいの場合は、特に、日常生活の過ごしやすさも検討する必要があり、時には「趣適の家」や「卓色の家」のように、可変性を設ける事もあります。