付加するリフォーム(期待感を付加2)
以前は、リビングやダイニングと、通路部分を切り離し、プライベート性の確保を目的としたパーテーションがあった廊下。
その廊下に、エントランスで得た期待感を増幅させる役割を付加しました。
パビリオンなどでよく見られる手法です。
中の雰囲気をチラ見させて、楽しみを増幅させます。
ここでも壁と光(灯り)が、役割を果たしています。
後の空間(リビング・ダイニング)が、より開けて感じられる様に必要最小限の幅と、明るさに抑えてあります。
期待感の増幅を図り、同時に期待感を裏切らない工夫が施されています。
つまり、ストーリー(経験)を演出する事で、空間のイメージの効果を上げています。
正面に新設した扉はウォーク・イン・クロゼットの扉です。
費用対効果を考えた上での可能な限り存在感を抑え、上記の演出に邪魔にならない様にしています。
ご家族は、先ず、この扉を開けて部屋着に着替え、リビングなどに進みます。
ウォーク・イン・クロゼットは、洗面脱衣室にも直接アクセス出来、汚れがひどい場合などは、お風呂に入ってからウォーク・イン・クロゼットで着替え、リビングなどに進む事も可能です。