「家」を建てようと考えた理由。
どうして「家」を建てようと思ったのか?
この問いに、あなたならどう答えますか?
少し古い情報になりますが、2012年の集計データを見つけたので、参考にしてみましょう。
- 第1位:「賃貸では家賃がもったいないと思った」……57.8%
- 第2位:「家が狭くなった」……27.1%
- 第3位:「子供ができる、できた」……18.1%

このように、「ライフステージの変化」「経済的な判断」「暮らしの環境改善」といった理由が上位に挙がっています。
より良い住まいには、深い動機が必要
とはいえ、本当に「良い家」を建てるには、もっと多く、もっと深い動機が必要だと私たちは考えています。
なぜなら、“「家」を建てよう”と思うのは、“今の暮らしに何らかの不足や不満を感じている”からです。つまり、満足度の高い住まいとは、多くの不満を解消した住まいとも言えるのです。
我が家の動機──子どもたちのために

たとえば、私たちが“「家」を建てよう”と決めた理由は、「良質な環境の中で、子どもたちに過ごしてほしい」という願いからでした。
当時は、76㎡・3LDK・家賃8万6千円の賃貸住宅に住んでいました。しかし、物は片付かず、散らかり、人を招くこともできない状態だったのです。
濁った水に住む魚は泥臭くなるように、清らかな水に住む魚は身も清らかになります。住まいは、私たちの心身に大きな影響を与えます。
整わない環境で育てば、部屋が散らかっていても平気になるだけでなく、思考や感性も乱れやすくなります。そういった危機感も、家づくりを考えるきっかけとなったのです。
「より良い環境」を求めて

土地探しにおいても、私たちは「より良い環境」に強くこだわりました。中でも重視したのが「北側の眺望」です。
建築を学んだ人なら誰でも知っている、「北の眺望、南の日照」という言葉。陽当たりの良さと美しい景色がそろうことは、日々の暮らしの心地よさに直結します。
「子どもたちに、もっと良い環境を!」という想い。それが、私たちの持てる知識を最大限に引き出す原動力になりました。
住の価値を高めるということ

より良い住まいを実現するには、「住の価値」を高めようとする意識が必要です。単に家を持つのではなく、住まいを育てていくような視点が求められます。
具体的には、次のようなことが挙げられます。
- 今より広い空間にする(=面積の確保)
- 生活動線を改善して使いやすくする(=機能性の向上)
- 省エネで快適な空間にする(=性能向上)
- 美意識や文化を取り入れる(=感性の充足)
こうした視点をいくつも重ね、丁寧に考えながら形にしていくこと。それが、「良い住まい」をつくる大切なプロセスです。
歴史から見える「住まいの進化」

さらに、歴史的にも住まいは社会と共に発展してきました。これを少し振り返ってみましょう。
- 狩猟時代は洞窟や岩陰などの住まい
- 農耕の開始により竪穴住居へ移行
- 害虫から食料を守るための高床住居
- 権威を象徴する寝殿造
- 間仕切りのある書院造へと進化
このように、社会や人々の考え方に応じて、住まいのあり方は変化してきました。そして今、住宅はさらに進化を遂げています。
ウェルビーイング住宅という新たな価値

現在、注目されているのが「ウェルビーイング住宅」です。
ウェルビーイング(Well-being)とは、心身ともに健康で、社会的にも満たされた状態のことを意味します。
その特徴は次の3つです:
- 身体的・精神的・社会的に多面的な幸福を含む
- 一時的な快楽ではなく、持続的な幸福を重視する
- 客観的な基準よりも、自分自身がどう感じるかを大切にする
つまり、自分にとっての「幸せ」とは何かをしっかり見つめ直すことが、住まいづくりにも必要なのです。
最後に──一緒にウェルビーイング住宅を考えませんか?

「良い住まいに暮らしたい」。それは誰もが願う普遍的な思いです。
だからこそ、自分たちにとって「本当に大切なこと」を問い直す必要があります。そして「住」の価値を、自分たちの手で育てていくことが求められます。
私たちエクリュと一緒に、あなたの「ウェルビーイング住宅」を考えてみませんか?