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「北の眺望・南の日照」からはじまる、足羽山とつながる暮らし。

今日は、二十四節気の「清明(せいめい)」。
春の光を浴びて、空気も気分も清らかになるような、美しい響きの言葉です。

そんな今日は、いつもランチに行くお店がいっぱいだったので、
なんとなく気になっていた足羽山へ、春の山菜を探しに行ってみました。

というのも、
我が家(遊び心の家)は足羽山を望む暮らし。
毎朝、北の窓から見える山の景色が、ほんの少しずつ春めいているのを感じていて、
「もしかして、そろそろコシアブラが出ているかも?」という直感があったんです。

そして、足羽山に登ってみたら……ビンゴ!
コシアブラやタラの芽が、ちょうど食べごろになっていて、
さっそく収穫して家で天ぷらにしていただきました。

我が家を設計する時、大切にしたのが「北の眺望・南の日照」という考え方。
学校で習う最も基本的な考え方です。
冬の陽をしっかり採り込みながら、北側の自然を暮らしの中に招き入れるように、
北側の景色が良い敷地を探して、ダイニングから足羽山が望めるように大きな窓を北側に設けました。

「景色を眺めるだけの家」ではなく、
「景色とつながる暮らし」をつくる。
それは、ただ便利な動線やスペックだけでは実現できない、
“暮らしの質”の話でもあります。

春の恵みを感じながら、春の家にいる。
朝、窓越しに見える山の様子から、その日の過ごし方を考える。
そんな風に、家が自然とつながっていれば、
毎日がもっと自由で、もっと楽しくなるのかもしれません。

あなたにとって、「家」は、どんな風に“外”とつながっていますか?