青い空と白い外壁、そして新緑
外構と植栽計画──想支の家が描く美術館のような佇まい
外構と植栽計画にまで意図を込めることで、住まいはより深く豊かになります。
昨日は天気も良く、春のやわらかな陽ざしの中で、想支の家の外構がいっそう美しく映えました。庭に植えたアオダモや、イロハモミジ、そして高麗芝の新緑が、春の光を受けてきらきらと輝いていました。
特に白い外壁は青空にくっきりと映え、美術館を思わせるような佇まいを引き立ててくれています。
また、軒先の厚みや土台水切りの納まりといった細部のデザインにも丁寧にこだわり、全体として調和のとれた美しい外観が形づくられています。
今回の外構と植栽計画では、「水辺に浮かぶ島」をモチーフとしました。芝生、石、木々の配置によって、抽象的で静謐な世界観を描いています。
これは、想支の家が持つ「美術館やギャラリーのような空間で暮らす」というコンセプトを、外構にも拡張させた試みです。庭そのものが展示空間のように感じられるよう、施設建築的な視点で計画しました。
想支の家は、室内空間だけでなく、外構や植栽計画までもが一体となって、住まいの豊かさを構成しています。