想支の家──遠い春を感じ、秋の空に思えたある冬の日
春の日に見た秋の空──想支の家の仕上げ前に
今日は気温が上がり、ぽかぽかと春を感じる一日でした。
そんな陽気の中、各現場を巡回し、最後に立ち寄ったのが「想支の家」です。
明日から内装の塗装仕上げが始まるため、現場の清掃を行いました。
住まいが完成に向けて少しずつ整っていく様子は、何度立ち会っても心が躍ります。
現場での作業を終えるころには日も暮れ、ふと空を見上げると、思わず息を呑むような夕焼けが広がっていました。
この時期には珍しく、まるで秋のような鱗雲がたなびく空。
春の暖かさと、秋のような空模様。
相反する季節が交差するような、不思議な美しさを感じました。
想支の家が持つ静けさと、今日の空が重なることで、いよいよ仕上げに向かう家づくりの時間が「一枚の風景」として心に残ります。
この家が大切にしてきた「静けさ」「整えられた空間」という思想が、外の風景にまで溶け込んでいくようでした。
完成までもう少し。
この空のように、澄んだ想いをかたちにしていきたいと思います。
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ミニマリズムと住まいの関係
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