汝自身を知れ 〜住まいも結婚も、自分を知ることから始まる〜
自分の“価値観”、見えてますか?
「見た目がカワイイから(内容はよく分からないけど)結婚しよう!」
……そんな言葉に、あなたはどう感じますか?
極端に聞こえるかもしれませんが、見た目のみを価値基準にするという選択も、本人がその基準を明確に自覚していれば、それはそれで「あり」なのかもしれません。
でも、ここで大事なのは「自分は何を大切にしているのか?」という価値基準を、どれほど自分で把握しているかということ。
自分自身を知る方法
では、どうすれば自分の“価値観”を知ることができるのでしょう?
たとえば、家計簿をつけるのは有効な方法の一つです。
何に、どれくらいのお金を使っているか。それを「見える化」すると、あなたが本当に大切にしているものが浮かび上がってきます。
自分とは、今日までの歩みの積み重ねで出来ている存在。
一瞬の印象やその場の感覚に頼るよりも、数値として表れる事実のほうが、よっぽど信頼できる場合が多いのです。
お金以外で“価値観”を見える化できますか?
言葉や写真、選ぶモノの傾向など、他にも価値観を表す方法はありますが、誰もが共有できる形に落とし込むのは、なかなか難しい。
だからこそ、私は「お金」という数値が、“価値観”を可視化する最もシンプルで明確な手段だと考えています。
住まい選びは、結婚に似ている
結婚相手を選ぶように、住まいもまた「選ぶ」ものと思われがちです。
でも、本当は「相手を選ぶ」のではなく、「自分を知る」ことが先。
自分の“価値観”が明確になれば、相手や住まいは自然と決まっていきます。
原価オープンは「透明性」ではなく、「カガミ」
エクリュでは、原価オープンの見積書をお出ししています。
それは、単なる「価格の透明性」のためではありません。
原価オープンとは、あなたの“価値観”を歪みなく映し出す“カガミ”です。
どこに、どれだけ、どうしてコストをかけるのか。
そこには、あなたが何を大切にしているのかが、如実に表れます。
つまり、原価オープンはエクリュが提供する「見積書」ではなく、
あなた自身を知るためのツールでもあるのです。
そしてそれは、設計者である私たちにとっても同じ。
住まいを共につくるということは、価値観の共振であり、
そのためにまず必要なのは、お施主様がご自身を深く知ることだと、私たちは考えています。
あなたは、自分を知る環境を手にしていますか?
エクリュには、そのお手伝いができる仕組みがあります。