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面積を圧縮する、その過程で。

【「必要充分の家」が生まれるまで】

◆ 不要な情報にあふれる日常から

毎朝、会社に着くと最初にメールチェックをします。
けれど、そのうちの99%は不要なメール。見もせずにゴミ箱行きです。

最近、不要なものが多すぎて、
本当に必要なものを見落としそうになることが増えてきました。

これは、実は「住まい」にも通じる話かもしれません。

◆ 本当に必要なものに囲まれる暮らし

現代の住環境は、便利さや豊かさと引き換えに「モノ」であふれています。
しかし、不要なものに囲まれて暮らしていると、
大切なものを見失いやすくなります。

その一方で、本当に必要なものだけに囲まれると、
自然と「自分らしく」いられるようになります。
そして、そうした環境こそが「幸せ」を実感させてくれるのです。

この考え方から、「必要充分の家」は生まれました。

◆ 実は最初、“豪邸”プランだった

この家のオーナー様は、ご自身で「必要充分の家」という名前をつけられました。
実績紹介ページの文章も、すべてご自身で書かれています。

実績紹介はこちら

実は最初の設計では、かなり大きな豪邸でした。
しかし、打ち合わせを重ねるうちに、
「欲しいもの(Wants)」の中から「本当に必要なもの(Needs)」を選び出す作業に時間をかけ、
最終的に25ヶ月かけて「必要充分の家」が形になったのです。

◆ 不要なものを削ることは、自分を知ること

僕たちの暮らしには、メールのように“ノイズ”がたくさんあります。
そこから「本当に必要なもの」を選ぶ作業は、簡単ではありません。

でも、そのプロセスは、
「自分自身を深く知ること」につながっていると感じます。

◆ 僕自身も──「遊び心の家」ができるまで

僕の自宅「遊び心の家」も、似たようなプロセスを経てつくられました。

当初は46坪の設計でしたが、最終的には34.5坪へと約30%削減。
理由は予算だけではなく、「自分にとって本当に必要なものは何か?」を見極めた結果でした。

その結果、ただの“家”ではなく、
自分らしく、快適に暮らせる「住まい」になったのです。

◆ ウェルビーイングを育む住まい

こうして生まれた我が家は、
心と体の健康、そして幸福感を満たす──いわば「ウェルビーイングな住まい」になりました。

  • 妻と、ほっこりとした時間を過ごす場所
  • 気の合う友人と語り合う、かけがえのない場所
  • 子供たちが帰ってきて、相談や報告をする場

どれも「本当に必要なものだけで構成した住まい」だからこそ実現できたのだと思います。

◆ 住まいは、人生を豊かにする器

住まいは、単なる居住空間ではありません。
それは、人生そのものを豊かにする“器”です。

不要なものを減らし、必要なものを見極めることで、
自分らしく、心地よく暮らすことができます。

必要充分の家」も、
遊び心の家」も、
そんな想いの中から生まれました。

◆ あなたにとっての「必要充分」とは?

もし、あなたがこれから住まいを考えるなら──
まずは「本当に必要なものは何か?」を問いかけてみてください。

その答えは、きっと
あなたらしく、しあわせに暮らせる家へと導いてくれるはずです。